『ゴールデンカムイ』山崎賢人&山田杏奈、“ゴールデン”色の船で大阪城参上 相棒への“サンキュー”に大照れ

9日に行われた、映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』(3月13日公開)の「公開直前イベント in 大阪」の模様が公開された。主人公・杉元佐一役の山崎賢人(崎は「たつさき」)とアイヌの少女・アシリパ(リは小文字)役の山田杏奈は、“ゴールデン”色に輝く大阪城御座船に乗って大阪城に登場。TOHOシネマズ梅田で行われた舞台挨拶にも登壇し、息ぴったりのトークを繰り広げた。舞台挨拶には松橋真三プロデューサーも参加した。
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本作は、累計発行部数3,000万部を突破する野田サトルの人気コミック「ゴールデンカムイ」を実写化するプロジェクトの最新作。2024年公開の映画を皮切りに始動し、続編としてWOWOWにて「連続ドラマW ゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-」が放送・配信。映画第二弾となる本作では、金塊を狙う杉元一行、鶴見を中心とした第七師団、土方一派が、すべての謎を知る“のっぺら坊”のいる決戦の地・網走監獄へと向かう。
山崎と山田は、大阪城御座船に乗って大阪城のお堀を周遊。天井まで“ゴールデン”色に塗られた船内に「すごい」と惚れ惚れとしながら、山崎は「僕らが探していた金塊がここにあった!」と映画にちなんだジョークを飛ばして2人で大笑い。船から大阪城を眺め、山田は「船の中からお城を見上げるのは、新鮮」と目を輝かせた。
バディとして旅を続ける中で、より強固になっていく杉元とアシリパの絆も本作の大きな見どころ。山崎は「杉元にとってアシリパさんは、戦争に行く前の普通の青年だった頃を思い出させてくれる存在」だと切り出し、「食べ物への感謝など当たり前の心や、もともと杉元が持っていた心根を取り戻させてくれる」と杉元がアシリパに信頼を寄せる理由を告白。「杉元は、強さとやさしさ、痛みを抱えながら生きている」と分析した山田は、「『アシリパさん』と呼んでくれることからもわかるように、杉元とアシリパは対等でありつつ、お互いを補完しあっていけるような関係性。大切な相棒だと感じています」と心を込めた。
また、3月9日は“サンキューの日”とあって、お互いへの感謝を伝える場面も。山崎は「3年くらい前から撮影が始まり、長い間をかけて杉元とアシリパさんの関係を作ることができたのも、杏奈ちゃんの人柄があってこそ。お芝居をしていてもリラックスしてできるのは、杏奈ちゃんとだからできることだと思う場面がたくさんある」としみじみ。「『ゴールデンカムイ』の世界は、雪山に行くことやアクションも多く、とても過酷。男だらけの中で一人、女性としているということも大変だと思うんです。でもちゃんと役と作品に向き合っていて、本当にすごいなと思います」と尊敬の念を示した。
一方の山田は「一番のムードメーカー」だと山崎を称え、「こちらこそ、賢人さんの人柄があってこそだと思います。賢人さんが現場にいると空気が明るくなったり、撮影の合間にも他愛もない話ができる。一緒だと安心します」とお礼を述べた。さらに山田が「柔らかい空気をお持ちでいながら、真ん中にドシンといてくださるので、すごく感謝しています」と続けると、お互いの言葉に「うれしい」と二人で大照れ。「ありがとうございます」「サンキュー」とお礼。締めくくりとして、大阪城天守閣を背景にそれぞれの名前が入ったオリジナル“のぼり”を掲げてフォトセッション。船の上には最後まで、2人の放つ和やかな空気が広がっていた。
続いて2人は、TOHOシネマズ梅田へと移動。待ち侘びていた大阪のファンから熱狂的な拍手と歓声を浴び、二人そろって晴れやかな笑顔で手を振って応えた。
二人と共に登壇した松橋プロデューサーは、まず山田に向けて「出会えて、ありがとうです」とお礼。みんなでアシリパの魂を守ることが、日本の自然や地球を守ることにも直結するような唯一無二のキャラクターだと思いを巡らせた松橋プロデューサーは、アシリパ役をキャスティングする上では「いろいろな人に会い、悩みに悩んだ」と明かす。
「ピュアでなければいけないし、原作にも近くなければいけない。みんなが納得するような人でなければいけないし、演技もうまくなければいけない。いろいろなものをクリアするのが山田杏奈さんでした。みんなでアシリパさんを守っています」と奇跡的な出会いだと打ち明けると、山田は「ありがとうございます。すごくうれしいです」と感無量の面持ち。「アシリパさんという役は、自分の中でも大きい存在。『ゴールデンカムイ』という場所に連れてきてくださって、改めてありがとうございます」と高ぶる思いを声ににじませた。
また、松橋プロデューサーは、山崎にも「出会えて、ありがとう」と感謝。「2016年に『オオカミ少女と黒王子』という作品で出会い、『キングダム』シリーズ、『ゴールデンカムイ』シリーズもあれば、この9年の間に、12本の作品を一緒につくっています。出会えてから、10周年になります」と述懐した。
「それはすべて、山崎さんがすばらしい方だから。それに惹かれて、パートナーのようにずっと一緒に仕事をしている。強さやたくましさももちろんあるけれど、杉元佐一を演じる上で一番大事なのはやさしさ。アシリパのピュアな部分を守るために、杉元佐一が命がけで戦う。そのやさしさを表現するのは、本当にやさしい人でなければできない。この10年、こんなに大スターなのにまったくおごることなく、いつも気さくで、やさしい。こんなすばらしい人を、私は誇りに思っています」と並々ならぬ信頼感を寄せると、山崎は「本当にうれしいです」と万感。「長いこと、松橋さんと一緒に戦ってきたなという気持ちがある。今までやってきたキャラクターは、成長していくような役柄が多かった」と『ゴールデンカムイ』の杉元佐一がこれまでとは違う表情を見せるキャラクターだからこそ、「成長した自分の姿も、松橋さんに見せたいと思っていた」と語りながら、「そういう思いでやってきた『ゴールデンカムイ』を皆さんに楽しんでもらえて、すごく幸せです」と語ると、会場からは大きな拍手が上がっていた。
また、この日の舞台挨拶には、サプライズで箕面自由学園高等学校の超強豪チアリーダー部「GOLDEN BEARS」が客席に駆けつけていた。「金色の熊」という『ゴールデンカムイ』とは偶然と思えない親和性を持つ「GOLDEN BEARS」。山崎と山田は、前作の大阪キャンペーン時も同校をサプライズ訪問しており、今回は“逆サプライズ”。黄金色のポンポンで「ゴールデンカムイ」の文字を作った「GOLDEN BEARS」は「ゴールデンカムイ、最高!」と発声してエールを送った。
これには二人とも「うれしい!」と大感激。心強い応援を受け取った山崎は「本当にありがとうございます! びっくりしました。2年ぶりにお会いできてうれしい。感動しました」、山田も「賢人さんとも『前回は、GOLDEN BEARSさんのところに伺ったよね』と話していたんです。前作の時にも、皆さんのパフォーマンスに力をもらった。今日もお会いできてうれしい」と胸を熱くした様子。気持ちを新たにした山崎は「『ゴールデンカムイ』の集大成といえるような作品になりました! とにかく面白いので、大スクリーンで観てください!」とアピールし、“サンキューの日”らしい、感謝と活気に満ちあふれた1日は万雷の拍手に包まれながら幕を閉じた。


