作品賞は『ワン・バトル・アフター・アナザー』 最多6部門受賞
第98回アカデミー賞

第98回アカデミー賞授賞式が現地時間15日に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、作品賞はポール・トーマス・アンダーソン監督作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が受賞した。
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『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、元革命家のさえない男(レオナルド・ディカプリオ)がその過去が原因で追われる身となり、娘までさらわれ、怒涛の逃走劇&追走劇を繰り広げるコミカルなアクションスリラー。作品賞、監督賞、助演男優賞(ショーン・ペン)、脚色賞、編集賞、今回から新設されたキャスティング賞の最多6部門受賞となった。
この日、アンダーソン監督は世界三大映画祭全てで監督賞に輝いた鬼才だが、今回がアカデミー賞初受賞。個人としても作品賞、監督賞、脚色賞で三つのオスカー像を手にした。
アンダーソン監督は、共同製作を務めたサラ・マーフィーと共にオスカー像を受け取ると「1975年のアカデミー賞に遡りますが、その時の作品賞候補は『カッコーの巣の上で』『バリー・リンドン』『狼たちの午後』『JAWS/ジョーズ』『ナッシュビル』でした。この中に、“これが一番”というものはありません。ただ、その日の雰囲気がそうさせたのです。今年も本当に素晴らしい映画ばかりでした。私たちはこの場にいられるだけで幸せです」と、ノミネートされた全ての作品にリスペクトをささげる。
さらに「監督賞を受賞した時、(スピーチで)キャストの皆さんにお礼を言うのを忘れていました」と切り出したアンダーソン監督は、共にステージにあがったレオナルド・ディカプリオをはじめとするキャスト陣の名をあげて喜びを分かち合った。
なお、日本勢ではメイク・ヘアスタイリング部門に『国宝』がノミネートされていたが、惜しくも受賞は逃した。(編集部・市川遥)
第98回アカデミー賞の受賞結果は以下の通り。
■作品賞
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
■監督賞
ポール・トーマス・アンダーソン 『ワン・バトル・アフター・アナザー』
■主演男優賞
マイケル・B・ジョーダン 『罪人たち』
■主演女優賞
ジェシー・バックリー 『ハムネット』
■助演男優賞
ショーン・ペン 『ワン・バトル・アフター・アナザー』
■助演女優賞
エイミー・マディガン 『WEAPONS/ウェポンズ』
■長編アニメ映画賞
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
■短編アニメ映画賞
『ザ・ガール・フー・クライド・パールズ(原題) / The Girl Who Cried Pearls』
■脚本賞
ライアン・クーグラー 『罪人たち』
■脚色賞
ポール・トーマス・アンダーソン 『ワン・バトル・アフター・アナザー』
■撮影賞
オータム・デュラルド・アーカポー 『罪人たち』
■美術賞
『フランケンシュタイン』
■音響賞
『F1(R)/エフワン』
■編集賞
アンディ・ユルゲンセン 『ワン・バトル・アフター・アナザー』
■視覚効果賞
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
■歌曲賞
「Golden」『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
■作曲賞
『罪人たち』
■衣装デザイン賞
ケイト・ホーリー 『フランケンシュタイン』
■メイク・ヘアスタイリング賞
『フランケンシュタイン』
■キャスティング賞
『ワン・バトル・アフター・アナザー』
■国際長編映画賞
『センチメンタル・バリュー』(ノルウェー)
■短編実写映画賞(※2作がタイで受賞)
『歌うたい』
『トゥー・ピーポー・エクスチェンジング・サライヴァ(原題) / Two People Exchanging Saliva』
■長編ドキュメンタリー賞
『ミスター・ノーバディ・アゲインスト・プーチン(原題) / Mr. Nobody against Putin』
■短編ドキュメンタリー賞
『あなたが帰ってこない部屋』
(※日本語のリストを転載する際は編集部までご連絡ください)


