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次期朝ドラ「ブラッサム」クランクイン 石橋静河、加賀まりこ&松たか子らとの共演「今とても幸せ」

ロケ報告会に出席した主演の石橋静河
ロケ報告会に出席した主演の石橋静河 - (C)NHK

 2026年後期放送のNHK連続テレビ小説「ブラッサム」で主人公・葉野珠(はの・たま)を演じる石橋静河が2日、珠のモデルとなった作家・宇野千代の故郷である山口県岩国市で行われた岩国ロケ終了報告会に出席。同地で行った撮影の舞台裏を明かした。

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 明治、大正、昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした本作は、櫻井剛(「マルモのおきて」「ブギウギ」)の脚本によるオリジナルストーリー。石橋演じる珠は、葉野家の長女として山口県岩国市に生まれ、激動の時代に翻弄されながらも、文章を書くことを通じて自らと向き合った芯の強い女性として描かれる。

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 撮影は3月17日にNHK大阪局のスタジオで始まり、石橋は3月25日に同じく大阪局のスタジオでクランクイン。その後、4月1日と4月2日の二日間にわたり、岩国市内でのロケに参加した。

 岩国市の印象について聞かれた石橋は、「桜が美しい場所。その一番満開の時に来ることができて嬉しい」と笑顔を見せる。「千代さんが呼吸していた場所である岩国で、珠として撮影ができたことに幸せを感じます。地元の人も優しく迎え入れてくれて、きっと愛されるドラマになるだろうという実感がそこで湧きました。とてもいいロケになりました」と撮影を振り返る。

 モデルとなった宇野千代についても、事前に調べて役づくりを行った。「本当にたくさんの本を書かれていて、資料も多くて、どこから手をつけていいんだろうって。写真も素敵なものがたくさん残されていて、それを見ながらこの人は何を美しいと思っていたんだろうとか、どんなふうに世の中を見ていたんだろうって想像しました」

 石橋はまた、昨年秋にプライベートで友人と宇野千代の生家を訪れたことも明かした。「現地の人には朝ドラのことは言いませんでした。びっくりしちゃうだろうし、気を遣わせてしまうと思ったので。リアルな声を聞きたいと思って、黙っていたんです。そこで働く人たちが、千代さんの魂が入ったようにイキイキした人ばかり。千代さんが見たであろう景色をいろいろと訪ねながら、役づくりをしました。千代さんのお墓参りもして、『千代さんを演じさせてもらいます』と報告もしました」

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(C)NHK

 石橋は岩国について「ここは山に囲まれていて、大きな川があり、自然がとても雄大です。この中でのびのび、大きく呼吸をしながら千代さんが育ったんだなって思うと胸がいっぱいになります」と述べ、「岩国で恋愛もし、バッシングを受けた苦しい思い出も残っている場所ですが、それも含めて、この雄大な自然の中で千代さんの感性が磨かれたと想像しました。景色に圧倒されました」と話す。

 さらに石橋は、「先ほども街に行ったら、地元の人たちが『ロケしているのよ。宇野千代さんの朝ドラみたいよ』って話をしていて、千代さんが地元の人に誇りに思われていることが伝わってきました。そんな岩国の人に千代さんの物語を伝えられることに喜びを覚えます。若い人にもこんな時代にこんな人がいたということをドラマを通して伝えていきたい」と続けた。

 また、台本を手にした時の印象を聞かれると、よく知られる千代の恋愛経験や、波乱万丈な人生だけでなく、岩国での日常の様子が緻密に描かれていることに驚いたとも述べ、「誰もが知っている千代さんの派手な部分じゃなく、毎日を大事に生き、目の前の人に真剣に向き合っていた日常の一コマが細やかに描かれていて感動しました。最初からいろんなドラマが起き、山あり、谷ありの人生が始まる。でも不思議と悲壮感はないんです。恐れから目を背けない珠の強さがそこにあると感じました。どんなことがあっても乗り切れる芯の強さを感じます。私も演じていて楽しいです」と感想を述べた。

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 朝ドラの撮影は始まったばかり。石橋は「これから演じていく上でブレたくないのは、珠の悲壮感のなさ。打ちのめされる瞬間があっても、それは自分が選んだことだと割り切って歩き続ける、珠のそういう部分を大切に演じていきたいと思っています。人生をすごく楽しんで生きていた方で、いろんな人にパワーを人に与えてきた人。自分の選んだ人生を生きることが、逆にいろんな人を奮い立たせ、勇気を与える、そんなことが伝わるドラマになってくれると嬉しいです」と期待を込める。

 現地には、共演する加賀まりこ松たか子の姿もあったといい、石橋は「今とても幸せです。スケジュールの多さに最初は圧倒されましたけど、次から次へとお芝居の怪物のような俳優さんが現れて、素晴らしい芝居を見せてくれる。それを受けることができるのは一人の役者としてとても幸せ」と述べ、「みんなでやり遂げようって空気をすでに現場で感じています」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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