『ゴジラ-0.0』ゴジラ最新ビジュアル公開 日本と敷島家に「さらなる深い絶望」山崎貴監督が熱狂を約束

現地時間14日、『ゴジラ-1.0』(2023)の山崎貴監督が、アメリカ・ラスベガスで開催された映画イベント「CinemaCon 2026」のメインステージに登場し、シリーズ最新作『ゴジラ-0.0』(ゴジラマイナスゼロ)の最新情報を公開した。
CinemaConは、映画産業のあらゆる分野の世界中の映画関係者に向けて、各スタジオが注目作品を紹介する世界最大級の映画コンベンション。例年、大手スタジオが大作映画の最新情報を解禁する場となっており、邦画の実写作品がメインステージで紹介されるのは極めて異例のこと。山崎監督が登壇すると、会場から割れんばかりの拍手が巻き起こった。
山崎監督は「ゴジラは、1954年に日本の映画館で産声を上げて、『劇場で観るための映画』として、70年間、力強く記憶に刻まれてきました。 スクリーンで見上げる巨大なスケール、座席を震わせる咆哮。ゴジラは、映画館で体験してこそ、真のゴジラとなります」と映画館への思いを込めてスピーチ。また、新作の核心に触れる情報は明かさないと話しながらも、大きな2つの発表を行った。
それは「『ゴジラ-1.0』の先の世界を描く」ことと「敷島家の大きな運命を描く作品であること」。そして、神木隆之介が演じる敷島浩一と、浜辺美波が演じる典子の敷島家が再登場することを発表した。
さらに「前作で、ゴジラ襲来によって『マイナス』にまで突き落とされた戦後の日本。人々は這い上がり、未来へ向けて歩み出そうとしました。本作では、その日本を、そして敷島家を、さらなる深い絶望が襲います。抗いようのない圧倒的な力を前にした時、人間はどう立ち向かうのか。愛する者を守るため、敷島家はどんな覚悟を決めるのか。『マイナス』から『ゼロ』へと至る道程は、決して平坦なものではありません。私たちは今、この新たな絶望と希望の物語を、世界中の映画館へとお届けするために、持てる技術と情熱のすべてを注ぎ込んでいます」と物語に懸ける思いを力説。
最後に「最新作『ゴジラ-0.0』で、多くのゴジラファンを再び映画館へお迎えできることを、楽しみにしています。どうか皆さん、一緒に、世界中の映画館を熱狂で震わせましょう。映画館の底力を、世界に見せつけましょう!」と締めくくり、ファーストティザー映像の解禁を発表すると、会場は大歓声。ティザー映像に登場したゴジラの姿に、会場は新作への期待と興奮の声に包まれた。
メインステージでのスピーチを終えた山崎監督は、興奮冷めやらぬ様子で「盛り上がりましたね! ステージに出て行ったときに皆さんが盛り上がって、温かく迎えてくれて嬉しかったですし、ファーストティザー映像を見ていただいた時のリアクションがとてもアツく、世界でも期待されているということを実感できたので、来てよかったと思いました!」と語った。
映画『ゴジラ-0.0』は11月3日より全国公開
山崎貴監督「CinemaCon 2026」スピーチ
みなさん、こんにちは。日本から来ました、映画監督の山崎貴です。
まずは、皆さんに深い感謝をお伝えしなければいけません。
2023年に公開された『ゴジラ-1.0』は、わたしたちの想像をはるかに超える歴史的な成功を収め、日本のスタジオ制作作品として初めて、アカデミー賞最優秀視覚効果賞という素晴らしい栄誉を手にすることができました。
しかし、あのオスカー像は、私たち制作チームの力だけで取れたものではありません。
あの絶望と感動を、最高の音響と、巨大なスクリーンで、
世界中のお客様に届けてくれた、映画館関係者の皆さんがいたからです。
皆さんがいなければ、あの奇跡は絶対に起きませんでした。
Truly thank you so much! (本当に、ありがとうございました!)
パンデミック以降、映画業界は大きな転換期を迎え、
『ゴジラ-1.0』も当時、製作中止の危機に立たされました。
そして映像を自宅で、スマホで見るのは当たり前になりました。
しかし、私は確信しています。
「映画は、映画館で観るものだ」と。
映画館に人を戻すという強い意思のもと、『ゴジラ-1.0』は再始動しました。
ゴジラは、1954年に日本の映画館で産声を上げて、
「劇場で観るための映画」として、70年間、力強く記憶に刻まれてきました。
スクリーンで見上げる巨大なスケール、座席を震わせる咆哮。
ゴジラは、映画館で体験してこそ、真のゴジラとなります。
だからこそ、私は、「映画を、映画館で鑑賞する文化」を、ゴジラの力を借りて、最前線で作っていきたいと思っています。
映画館へ行くことの価値、体験、思い出を、ゴジラがその筆頭を歩いて証明しつづけたいのです。
そして最新作『ゴジラ-0.0』は、劇場に最高の没入感をお届けするため、
日本映画として初めての、「Filmed For IMAX」作品でお届けします。
ゴジラの大きさ、恐怖、そこで生き抜こうとする人々を、かつてない解像度とスケールで描き出しています。
皆さんの劇場のスクリーンを、限界まで震わせることをお約束します。


