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「豊臣兄弟!」松本怜生、石田三成の初登場回で自ら提案

第18回より松本怜生演じる石田三成
第18回より松本怜生演じる石田三成 - (C)NHK

 仲野太賀主演による大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほかで放送中)で石田三成を演じる松本怜生(26)が、10日放送・第18回の初登場のシーンを振り返った。

【画像】秀吉の“家臣オーディション”の模様

 松本演じる石田三成は、秀吉に重用された、近江国生まれの戦国大名。秀吉と柴田勝家が争った賤ヶ岳の戦いで活躍したほか、数字に強く太閤検地などでもその力を発揮した。秀吉の晩年には、25歳の若さで五奉行の一人となり、豊臣政権の中核を担う。

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 恋愛バラエティ番組「彼とオオカミちゃんには騙されない」(2022)や連続テレビ小説「おむすび」(2024)、ドラマ「人間標本」(2025・Prime Video)などで注目を浴びる松本。大河ドラマへの出演は初となり、出演が決まるまでを「今回、オーディションを経て石田三成を演じることになりました。武将の中では個人的に加藤清正が好きなのですが、なぜか父からはオーディションの前に「お前が受かるなら石田三成役だ」と言われました(笑)」と述懐。「三成には、冷静で賢い武将というイメージを持っていましたし、戦国ファンの方の中にも「三成にはクールであってほしい」と期待されている方が多いのではないでしょうか。ただ、「豊臣兄弟!」はコメディー要素の多い作品でもあるので、三成が他の武将にいじられるようなシーンもあると、より楽しめるのかなと感じています。どこか抜けている部分もあったと思うので、ずっと硬派なだけではなく、緩急のある人物にできたらいいなと。今後、三成のかわいげのある部分もお見せできたらうれしいです」と意気込みを語る。

 第18回「羽柴兄弟!」では、秀吉(池松壮亮)が織田家家老に昇格し、北近江を拝領。領地に長浜城を築いて城持ち大名となり、小一郎(仲野太賀)と共に羽柴姓を名乗る。軍師・竹中半兵衛(菅田将暉)から子飼いの家臣を増やすべきだと助言された兄弟は、有能な家臣を求めて選抜試験を行うこととなり、志願者に石田三成(松本怜生)、藤堂高虎(佳久創)らが名を連ねる。

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 松本は、初登場となった同エピソードの撮影を「まず、秀吉の家臣にいわばオーディション形式で選ばれるのが、「豊臣兄弟!」らしくて面白いなと思いました。計算の速さを見せるシーンもありましたが、彼のように先読みする部分は僕にも通じるところがあるかもしれません。説明の途中で、僕なら俵を数え始めているかも、と考えたりしましたね(笑)」と振り返り、自身の提案も反映されたことを明かす。

 「第三の試練では、三成が藤堂高虎(佳久創)に座禅を組んだまま運ばれるシーンがありました。「座禅のまま運ばれたら面白いですよね」と佳久さんにお話ししたところ、「いけるよ」と言ってくださって。実はこのシーンは何回も何回も撮影していて、そのたびに抱えていただいています。このときが初対面だったのですが、「高虎が佳久さんでよかったな」と感じましたし、三成の登場初回からユーモアを交えて描いていただけたのもうれしかったです。そして三成は、言いつけに背いて4人全員を家臣にしてほしいという提案を秀吉に行います。普通なら、そのような提案は通らず、失格になってもおかしくない場面ですが、それでもあえて提案する。三成は、正しいと思ったことにまっすぐな人物なので、そのときは殿を説得することしか考えていなかったのだと思います。一つの目的を成し遂げるためには、そのこと以外は考えない。そんな印象を受けた場面でもありました」

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藤堂高虎(佳久創)に座禅を組んだまま運ばれる三成

 豊臣兄弟を演じる仲野太賀と、池松壮亮との共演については「毎日が刺激的です。覚悟はしていましたが、実際に秀長(仲野太賀)・秀吉(池松壮亮)のお二人とお芝居をすると、自分はまだまだだと痛感します。お二人に負けない熱量を持ちたいと思いながらも、僕より何十倍も出番が多い中で、いつお会いしても変わらずに役に向き合い続けている姿には、ただただ圧倒されます。歴史上の人物を演じているというよりも、本当に血の通った人間が目の前に存在しているように感じられるんです。お二人のすごさを言葉で表現するのは難しいですが、こうしてご一緒できる時間を一分一秒大切にしていきたいです」と大いに刺激を受けているようだ。(石川友里恵)

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