気づいた?『Michael/マイケル』に『ボヘミアン・ラプソディ』俳優がカメオ出演

映画『Michael/マイケル』(全国公開中)のプロデューサーを務めたグレアム・キングが来日時にインタビューに応じ、自身が製作した『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)に続いて本作にカメオ出演した俳優について、撮影の裏話を明かした。(以下、映画のネタバレを一部含みます)
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“キング・オブ・ポップ”の愛称で知られるマイケル・ジャクソンの軌跡とその裏で抱いていた葛藤を、実の甥であるジャファー・ジャクソンを主演に迎えて描いた本作。劇中では、マイケルのアーティスト人生に影響を与えた実在の人物が多数登場している。
その一人であるウォルター・イエトニコフ(CBSレコード社長)を演じたのが、『ボヘミアン・ラプソディ』でEMIレコードの社長レイ・フォスター役を務めたマイク・マイヤーズだ。ウォルターは、当時黒人アーティストのミュージックビデオ(MV)を放映しない方針を取っていたMTVに対して、マイケルのMVを流さないのなら、自社の人気アーティストを一斉に引き上げると圧をかけたことで知られており、劇中でも同エピソードが再現されている。
マイクのカメオ出演は、グレアムがアプローチしたことで実現したという。「彼は大親友です。ある日、電話して『もし興味があれば、君にぴったりの役があるんだ』と伝えました。もし、彼に断られても理解できました。というのも、『ボヘミアン・ラプソディ』でもレコード会社の社長を演じていましたから(笑)」
グレアムは、マイクに台本データを送り、ウォルターについて話し合った。「彼がいくつか変更を加えて、『よし、やろう。楽しく撮影しよう』と言ってくれました。引き受けてくれたことにとても感謝しています」
グレアム曰く、マイクの出演シーンの一部には、リハーサルで見せた咄嗟の演技がそのまま採用されたものもあるという。「一つ教えると、劇中でウォルターが『ゲップが出そうだ。コカ・コーラを飲んだばかりでね』と発言するのですが、あれはリハーサルの映像です。そのまま本編で使わせてもらいました。マイクのシーンには、そうした瞬間がたくさんあります。彼を撮影するときのコツは、カメラを回し続けることです。彼からどんな素晴らしいもの(即興演技)が飛び出すか、予測がつきませんからね」と笑顔で振り返っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)


