岩井俊二監督、山口智子&豊川悦司『undo』4Kリマスター版公開決定!『PiCNiC』と2本立て上映

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『undo』より
『undo』より - (C)FUJI TELEVISION/PONY CANYON

 岩井俊二監督、山口智子豊川悦司の共演による1994年公開の映画『undo』が4Kリマスター版として9月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで公開されることが決定した。『PiCNiC』(1996)との2本立て上映となり、こちらも4Kリマスター版で上映される。

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 『undo』は、1994年10月、シネスイッチ銀座で1週間限定公開されるとレイトショーながら連日長蛇の列が発生し、1995年8月のテアトル新宿のロードショーでも劇場動員記録を塗り替えるヒットとなったカルト的傑作。アトリエのような住まいで暮らす萌実(山口智子)と由起夫(豊川悦司)。ある時、萌実は身の回りの物をヒモで縛りつけるという不可解な行動をとるようになる。ペットの亀を縛り、編み物をする自らの手を縛る萌実を危惧し、萌実を精神科医(田口トモロヲ)のもとへ連れて行く由起夫。診察を受けたところ“強迫性緊縛症候群"の診断を下された。症状は進行し、萌実はついに目に見えないものまで縛り始める……。

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 『PiCNiC』は1994年夏に撮影され、後の『スワロウテイル』へとつながる岩井監督&Chara主演作。どんよりとした街にたたずむ精神病院で出会ったココとツムジとサトル。施設を取り囲む塀の外に出ることを禁じられていた三人だったが地球の最後を見届けるためにと、「塀の外に出なきゃいいんでしょ。塀の上なら、いいのよ」というココの提案に、塀の上をつたい街中へと歩き始める。

『PiCNiC』(C)FUJI TELEVISION/PONY CANYON

 岩井監督は『undo』『PiCNiC』の制作の背景や、極めて実験的な2作品の4Kリマスター化について「当時、ドラマや映画ではできない、ちょっと変わった企画というお題目の下とにかく自由に、クリエイティブの翼を広げて創作したのが、『undo』 と『PiCNiC』でした。改めて見返してみると、ここまでカルト的な作品は、意外とあんまり作ってこなかったなと、もっと作るべきだな、とそんな思いにさせられました。撮影が16mmで、かつ実験的に増感現像や減感現像を施してもいて、リマスター作業も苦心しましたが、納得できる仕上がりになりました。改めてみなさんの目にどう映るか非常に楽しみです」とコメントを寄せている。

 なお、9月4日より『スワロウテイル』の4Kリマスター版上映が決定しており、7月24日午前10時よりムビチケ前売券(オンライン)が発売される。(石川友里恵)

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