米歌手による14歳少女のバラバラ殺人事件、正式な裁判へ

14歳の少女セレステ・リヴァスさんのバラバラ殺人容疑などで起訴されたアメリカの歌手D4vd(本名:デヴィッド・アンソニー・バーク)の予備審問が終了し、裁判官は十分な証拠があると判断し、正式な裁判へ進むよう命じた。NBC News などが報じた。
D4vdは第一級殺人、継続的な性的虐待、死体損壊の罪で起訴されており、検察は、二人の違法な性的関係を暴露すると脅したセレステさんをD4vdが殺害したと主張している。ロサンゼルス郡地方検事ネイサン・ホックマンはD4vdが死刑適用対象であるとし、現在死刑を求刑するか否か検討中だと語った。裁判は90日以内に始まり、D4vdは現地時間8月31日に罪状認否のため出廷する。
セレステさんの遺体が発見されたのは、昨年9月のこと。レッカー移動され、ロサンゼルスの車両置き場に置かれていたD4vdのテスラから強い臭いがすることを不審に思った作業員が警察に通報し、警察がフロントトランクを開けると袋の中に切断され腐敗した遺体が入っていた。
セレステさんは2024年4月から行方不明になっていたカリフォルニア州レイク・エルシノアに住む少女で、その後公表された死亡診断書からは、セレステさんの遺体が発見されたのは彼女の15歳の誕生日の1日後のことであり、死亡時はわずか14歳だったことが判明していた。鋭利な刃物による複数の貫通性外傷が死因だとされている。
D4vdは無罪を主張している。
D4vdはTiktokで人気を博し、レコード会社と契約を結んだシンガー・ソングライター。遺体が発見された後もツアーを続けていたが、遺体が未成年であるセレステさんのものだと判明した後は残りの全米ツアーとヨーロッパツアーがキャンセルとなり、アルバム「Withered」のデラックス版のリリースも中止となった。(朝倉健人)



