メル・ギブソン『リーサル・ウェポン5』製作諦めず プロットの一部明かす 「最高の脚本」

俳優のメル・ギブソンが、自身の代表作『リーサル・ウェポン』シリーズ第5弾について、Colliderの独占インタビューで詳細の一部と製作に向けた意欲を語っている。
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『リーサル・ウェポン』は、特殊部隊出身の危険な刑事マーティン・リッグス(メル・ギブソン)と、家族思いのベテラン刑事ロジャー・マータフ(ダニー・グローヴァー)が、犯罪組織と攻防を繰り広げるバディムービー。1987年公開の1作目から1998年の『リーサル・ウェポン4』まで、4本のシリーズが製作されてきた。
シリーズ第5弾をめぐっては、メルをはじめとしたキャスト陣や全作品を監督したリチャード・ドナーが再結集して製作される予定だったが、ドナー監督が2021年に死去。メルは、生前のドナー監督から指名を受けたと明かし、監督・主演を兼任する意向を示していたが、製作が具体化した気配はない。
アメリカ・ボストンで開催された大型ポップカルチャーイベント「Fan Expo Boston」に参加したメルは、Colliderのインタビューで、ドナー監督の逝去後、脚本家のリチャード・ウェンクと共に脚本を書き上げたことを告白した。
「僕は、脚本家と一緒に『ドナーならどうする?』と考えながら(脚本を)完成させたんです」というメルは「この5作目の脚本は、これまでのどの作品よりもいい出来だと思っている。けど、映画業界特有のごたごたで、実現に至っていないのです」と語っている。
さらにメルは、前作『リーサル・ウェポン4』の公開から30年近くを経たリッグスとマータフの状況について「過去作を振り返る要素は最小限に止めた、独立した物語になっています。キャラクターもかなり変わっています。一人は引退し、もう一人はデスクワークについています」とヒントも。また、大爆発などの派手な演出には頼らないが、大作アクションのようなエネルギーを持った映画になると自信をのぞかせている。「(自分が監督した)『アポカリプト』のようなものです。あれは素足の追跡劇だけど、カーチェイス映画のように撮られている」
実際に製作にこぎつけられるのかは不明だが、この日のイベント内で、次のプロジェクトを尋ねられたメルは、やはり『リーサル・ウェポン5』への意欲をみせていたとのこと。二部作で描く『パッション』(2004)の続編『ザ・レザレクション・オブ・キリスト(原題) / The Resurrection of the Christ』に続く監督作になるのか。(編集部・入倉功一)



