『ムカデ人間 4K』“先頭”北村昭博の来日決定!各劇場で舞台挨拶&サイン会実施 トム・シックス監督は“引退作”配信へ
公開15周年を記念して、8月21日より4Kリマスター版で上映される映画『ムカデ人間』に出演した、ロサンゼルス在住の日本人俳優・北村昭博の来日が決定した。全国各所での舞台あいさつに加え、サイン会も開催する。また、オリジナル版と4Kリマスターの画質を比較した「キレイ比較動画」が解禁。さらに、本作を手掛けたトム・シックス監督が、引退作となるドキュメンタリーを16日にYouTubeで公開することも明らかになった。
【動画】『ムカデ人間 4K』VS『ムカデ人間』キレイ比較動画
『ムカデ人間』は、人間を肛門と口でつなげた生命の創造にとりつかれたマッドサイエンティストの狂気を映し出す異色ホラー。北村は、その先頭にされてしまう“ファースト・ムカデ人間”こと日本人・カツローを演じて大きな話題を呼び、日本作品にも出演した。今回の来日では、8月21日のシネマート新宿での初日舞台あいさつを皮切りに、全国のファンとつながるべく、各地の劇場を巡る。詳細は作品の公式SNS(@mukade_ningen)、 各劇場公式HPを確認。

そして、発表に合わせて公開された「キレイ比較動画」では、トム・シックス監督の意向により、日本の最高峰技術を誇るラボ「Imagica EMS」がAI技術を組み込んだ自社開発ソリューション「SAIP(サイプ)」を用いて4K化された映像を確認できる。洋画として本技術が用いられたのは本作が初となり、タイトルロゴや背景の細部をはじめ、登場人物たちの毛穴、皺、汗に至るまで超美麗に復活。リマスターは、小津安二郎監督の『東京物語』など名作を担当してきた中村謙介氏が手掛けた。
中村氏は「実はホラー映画が苦手なので、大丈夫かな、と心配でした(笑)。タイトルは知っていましたが、観た時は作品をまだ観ていなかったので、それで今回初めて観させてもらって、こんなことを言っていいのか分からないんですけど、なんていうか……いいんですよ(笑)。『B級ホラー』と言われていると思うんですが、そういうジャンルって、撮影もその場のノリでガンガン進めちゃうというイメージだったんです。でも『ムカデ人間』にはちゃんとした構図や質感があって、光の加減もしっかり練られている。細かく見ると『ちゃんとしてるな』っていう。素晴らしい作品だなと思いました」とシックス監督の仕事を称賛している。作業工程などのインタビュー全文は公開劇場で販売されるパンフレットに収録される。
そして、『ムカデ人間』シリーズで世界に衝撃を与えたシックス監督が、自身の多発性硬化症(MS)との闘病を6年間にわたり記録したセルフポートレート・ドキュメンタリー『The End of Tom Six』を発表することが判明した。Varietyの報道によると、日本時間8月16日に作品の公式YouTubeチャンネルにて「pay-what-you-want」(好きな金額を支払う)形式で配信するという。
シックス監督の病気は長らく公には伏せられていたが、『ムカデ人間』で一世を風靡した後、多発性硬化症と診断される。孤独の中で体の自由を失っていくなか、2019年に『ジ・オナニア・クラブ(原題) / The Onania Club』が映画業界から拒絶され続ける現実にも直面する。恋人に支えられながら、創作への執念と怒り、表現の自由、そして自らの人生と「終わり」を赤裸々に映し出す。怒りと絶望、そして黒いユーモアと創作への憧憬を含んだ、シックス監督らしいフィナーレになる予定。シックス監督は、本作が引退作だと語っているという。同作は日本時間2026年8月16日の午前4時 (アムステルダム時間8月15日 午後9時)、『The End of Tom Six』公式YouTubeチャンネルにて配信予定。
<北村昭博氏(カツロー役)舞台挨拶&サイン会 実施劇場一覧>
・8/21(金) 初日舞台挨拶|シネマート新宿(18:30の回上映後)
・8/22(土) ヒューマントラストシネマ渋谷(時間調整中)、池袋シネマ・ロサ(15:15の回 上映後)、ムービル(18:30の回 上映後)
・8/23(日) 伏見ミリオン座(10:00の回 上映後)、MOVIX京都(14:00の回 上映後)、テアトル梅田(18:05の回 上映後)
・8/24(月) 元町映画館(19:00の回 上映後)



