岸惠子さん死去、所属事務所が発表 『おとうと』『かあちゃん』などに出演

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画像はイメージ - iStock.com / vikiri

 俳優の岸惠子さんが老衰のため、8月7日に死去した。93歳だった。19日、所属事務所が発表した。

2014年『細雪』特別試写会に登壇した岸惠子さん

 所属事務所の公式サイトでは「俳優岸惠子が老衰のため令和八年八月七日永眠いたしました ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます 葬儀は故人の意志により近親者のみにて相済ませました 尚誠に勝手ながらご香典ご供花の儀等は固くご辞退申し上げます 永年にわたり多大なご懇親を賜り誠にありがとうございました ここに謹んで御礼申し上げます」と発表した。

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 岸さんは神奈川県横浜市生まれ。中村登監督の映画『我が家は楽し』(1951)でスクリーンデビュー。『君の名は』(1953・大庭秀雄監督)、『女の園』(1954・木下恵介監督)、『怪談』(1965・小林正樹監督)、『たそがれ清兵衛』(2002・山田洋次監督)などで知られ、『おとうと』(1960)、『黒い十人の女』(1961)、『細雪』(1983)、『悪魔の手毬唄』(1977)、『女王蜂』(1978)など多くの市川崑監督作品に出演。同監督の『かあちゃん』(2001)では山路ふみ子映画賞山路ふみ子文化財団特別賞、日刊スポーツ映画大賞主演女優賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞などの映画賞に輝いた。

 2004年に旭日小綬章、2011年にフランス芸術文化勲章コマンドール、2017年に菊池寛賞を受賞。著書に文芸大賞エッセイ賞受賞の「巴里の空はあかね雲」、日本エッセイストクラブ賞受賞の「ベラルーシの林檎」など。

 近年は単発ドラマ「太陽を愛したひと~1964 あの日のパラリンピック~」(2018・NHK)、「マンゴーの樹の下で ~ルソン島、戦火の約束~」(2019・NHK)などに出演していた。

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