映画『聲の形』公開10周年で再上映、初のドルビーシネマ版も 原作者のお祝いイラスト公開

京都アニメーション制作で2016年に公開された『映画 「聲の形」』の公開10周年を記念して、10月30日からの再上映と、初となるDolby Cinema(ドルビーシネマ)での上映が決定した。発表にあわせて、原作者・大今良時によるお祝いイラスト、キャスト&スタッフのコメントが公開、さらに声優を務めた入野自由と早見沙織が登壇する10周年記念舞台挨拶の開催が発表された。
入野自由、早見沙織、松岡茉優ら『聲の形』豪華声優陣ずらり集結!【写真】
大今の人気漫画を原作に、『けいおん』シリーズなどの山田尚子監督がアニメ化した本作は、ガキ大将だった少年・石田将也と、転校生の少女・西宮硝子のすれ違いと再会を描いた青春群像劇。当時120館規模での公開ながら口コミでロングランヒットを記録し、興行収入23億円を突破、第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞に選ばれるなど、『君の名は。』『この世界の片隅に』に並んで、“2016年のアニメーション映画”を象徴する作品として大きな話題を呼んだ。
公開10周年の節目を迎えるにあたり、Dolby Cinema 版の上映が決定。本作を「アニメーション映画のマスターピースの一つ」という音響監督の鶴岡陽太は、「アーカイヴするなら、最終形態として長く残るような最新のフォーマットにしておきたいと考えてきました」とコメント。撮影監督の高尾一也(「高」は「はしごだか」が正式表記)も「輝度と暗部の見え方が格段に違いますから一枚膜がとれたような印象です。光の印象は自分たちが表現したかった物により近づいた感じです。特に川の光がホント綺麗です。ぜひ劇場で確認してみてください! 」と仕上がりに自信をのぞかせている。
また、10周年を祝して原作者の大今が描き下ろしたイラストには、結絃が撮影したことを連想させる、映画館を訪れた将也と硝子の睦まじい姿が描かれている。
将也役の入野自由は「10年経った今も色褪せず、世界中で愛されるこの作品に携われたことを光栄に思います。まだこの作品に出会ったことがない皆様に、この先も『聲の形』が届きますように!」とコメント。硝子役の早見沙織も「西宮硝子という1人の人間の人生を共に歩めたことは、私の中で何ものにも代えがたい、大切な時間です」「これまでに観てくださった方にも、この機会に初めてご覧になる方にも、ぜひ映画館でじっくりと作品を味わっていただけると幸いです」と感謝と期待を寄せている。
公開初日となる10月30日には、丸の内ピカデリーの Dolby Cinema にて「10周年記念舞台挨拶」の開催が決定。18時30分の回の上映前に入野と早見が登壇し、本作の思い出やDolby Cinemaならではの魅力について語り尽くす予定となっている。
キャスト・スタッフのコメントは以下の通り。
石田将也役:入野自由
・映画『聲の形』公開10周年お祝いコメント
映画『聲の形』10周年おめでとうございます。
そして、ここまで愛してくださった皆様ありがとうございます。
10年経った今も色褪せず、世界中で愛されるこの作品に携われたことを光栄に思います。
まだこの作品に出会ったことがない皆様に、この先も『聲の形』が届きますように!
・10年前の自分に、今の自分から何を伝えたいですか?
初めて京都アニメーション作品に参加できることを、とても喜んでいましたね。
この先、京アニ作品にも携わることもあるし、幼少期の声の松岡茉優さんとは舞台で恋人役で共演するし、山田監督作品にも携わることになります。
『聲の形』で繋がった縁は、今までもこれからも、ずっとずっと続いていくよ!
10年後をお楽しみに!
西宮硝子役:早見沙織
・映画『聲の形』公開 10周年お祝いコメント
映画『聲の形』公開10周年、おめでとうございます!
もう10年なのですね。当時の収録や、舞台挨拶、皆様からいただいた反響は、今でも印象深く覚えています。
あのとき、西宮硝子という1人の人間の人生を共に歩めたことは、私の中で何ものにも代えがたい、大切な時間です。
そしてこの10年、さまざまな方から今作についてお話しいただく機会がありました。
そのたびに、『聲の形』という作品が多くの方の心に何かを残したのだと改めて実感してきました。
今回、10周年を記念して再上映されるということで、これまでに観てくださった方にも、
この機会に初めてご覧になる方にも、ぜひ映画館でじっくりと作品を味わっていただけると幸いです。
・10年前の自分に、今の自分から何を伝えたいですか?
10年前の自分…大きく変わっているような、大して変わらないような…。
怒涛のような毎日にてんやわんやしつつ、嬉しいことも悲しいことも驚くようなことも体験する日々だった気がします。
そんな中で、10年前にめぐり逢ったたくさんの素敵なご縁が、今にちゃんと繋がっているよ、と伝えたいです。
あとは、「なんだかんだいける」と思って寝不足な日もあったので、できればもう少し生活リズムを整えても良いかもね…とも伝えたいです。
鶴岡陽太(音響監督)
・今回のDolby Cinema版制作コメント
映画『聲の形』はアニメーション映画のマスターピースの一つとしてアーカイヴするべき作品であると常々思ってきました。そしてアーカイヴするなら、最終形態として長く残るような最新のフォーマットにしておきたいと考えてきました。
今回、10周年という機会を逃さずその実現に漕ぎ着けていただいた関係各位に感謝しつつ、必ずやそれに応える価値ある仕上がりになることを確信します。
高尾一也(撮影監督)
・今回のDolby Cinema版制作コメント
10年たっても僕は映画『聲の形』を制作していた時と変わらない想いでアニメーションを制作しています。
スタジオではどうすれば良いフィルムができるのか、相変わらずぶつかり合っていますよ。言葉にできない想いが多いからアニメーションを制作しているのだな、と改めて思います。将也、硝子、みんなが10年たっても幸せな気持ちでいてくれるといいな、と思います。
Dolby Cinema版では輝度と暗部の見え方が格段に違いますから一枚膜がとれたような印象です。光の印象は自分たちが表現したかった物により近づいた感じです。特に川の光がホント綺麗です。ぜひ劇場で確認してみてください!



