大泉洋『探偵はBARにいる』9年ぶり新作でアクション減少直訴も増量で息絶え絶え「一番変わったのは私の体」
第39回東京国際映画祭

俳優の大泉洋が2日、都内で開催中の第39回東京国際映画祭「ガラ・セレクション」に出品された映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』の舞台あいさつに、白石和彌監督と共に参加。大泉は9年ぶりとなるシリーズ最新作について「変わったのは私の体」と発言して会場を笑わせていた。
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本作は、東直己のハードボイルド小説を映画化した『探偵はBARにいる』シリーズの第4弾。札幌の歓楽街・ススキノを拠点にしている探偵(大泉)と相棒の高田(松田龍平)が、かつて探偵が愛した女性の奇妙な依頼をきっかけに陰謀へと巻き込まれていく。
上映後、大きな拍手のなか登壇した大泉は「映画が終わったときの皆様の拍手がとても嬉しくて、上映後の舞台あいさつで良かったなと思っております。こういった大きな劇場でたくさんの方に観ていただけて、大変嬉しく思っております」とあいさつ。
9年ぶりの新作となるが、司会者から「変わった点」を聞かれた大泉は「最初の作品から数えると15年経っているそうですね」とつぶやくと「世の中も変わり、時代も変わりましたが、一番大きく変わったのは私の体じゃないですかね」と笑う。
続けて大泉は「もうお気づきの方も多いかもしれませんが、いよいよこの映画からサウナのシーンも無くなりまして。裸になるということが無くなったわけでございます」と説明すると「『探偵』と言えば革のコートだと思いますが、あのコートは前が留まらないので、あの服で冬の北海道での1か月の撮影はもうできません。30代、40代ではいけましたが、50代の私にはもう無理です」と苦笑い。
「衣装を変えてくれ」というところから始まったという新作映画。しかし本作からメガホンをとった白石監督は「探偵の衣装を変える理由がわからない」と考えていたようで「海に落ちて濡れているから」ということで、劇中の途中では着用しなかったという。
白石監督は「でもやっぱり、あの革のコートで歩いてもらわないと、このシリーズを撮っている気がしない」と語ると「衣装合わせに行ったら『あれは着たくない、サウナは嫌だ。アクションはしんどい』って言われて」と苦笑い。
それでも結局は相当ハードなアクションを行ったという大泉は「私はアクションもいらないと言ったんです。最初の台本では少なかったのに、だんだん増えていって」とクレームをつけると、白石監督は「4作目にして僕が監督になったら急につまらなくなったと思われたら悔しいじゃないですか。『探偵』シリーズと言えば、やっぱりアクションあり、笑いあり、シリアスな芝居ありと、すべて揃っていないとダメですから。だからアクションは増やしました。でもさすがに後半、アクションをするたびに『ゼーゼー』言っていましたね。そのまま使っていますけれど」と撮影の裏話を披露し、会場を盛り上げていた。(磯部正和)



