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第6回:映画『清須会議』マル秘話!の巻

寺島進の「月刊 てらじま便り」

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「寺島進の「月刊 てらじま便り」

現在絶賛公開中の三谷幸喜監督最新作『清須会議』。織田信長が亡き後、織田家の後継者と領地配分を決めるために、柴田勝家や羽柴秀吉らが一堂に会した清須会議を舞台にした時代劇エンターテインメント。アニキは本作で羽柴秀吉を支える、黒田官兵衛を演じています。三谷監督作品には『ザ・マジックアワー』以来の出演となったアニキに、現場の様子を聞かせていただきました!

今月の現場
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今月の現場
大泉さん演じる秀吉を、陰ながら支える黒田官兵衛

三谷監督の現場は、すんげー楽しかった! いい緊張感に包まれた現場で、雰囲気も良くて、これは面白い作品になったと思うよ。監督の映画に出演するのは、映画『ザ・マジックアワー』以来だから、またこうして同じ現場に立てたということが一番うれしいよね。三谷監督に出会ったことで、自分の演技の引き出しが増えていったことは、役者冥利(みょうり)に尽きる。

今月の現場
ピリピリムードの清須会議。でも現場は和気あいあい!

2012年の仕事納めは三谷組だったんだけど、これほど最高の現場で一年を締めくくれて、幸せだった。カメラマンの山本英夫さんも、すごくいい空気を醸し出してくれるんだよ。三谷監督とのコンビネーションも抜群で、撮影のテンポも良くてさ。三谷監督はユーモアセンスが抜群だから、撮影が進むにつれて「早く、完成した映画が観たい!」ってずっとワクワクしていたよ。

黒田官兵衛役について
黒田官兵衛役について
寡黙ながらもイイ仕事をするのが、三谷版官兵衛さん!

俺の黒田官兵衛は、自分で言うのもなんだけど、結構いいみたい(笑)。撮影した直後の映像を観たスタッフに「すごくかっこいい!」って言われて、ちょっとうれしかったな。三谷組の現場にいると、いい意味で役柄に入り込めるんだよ。あまり笑うこともない寡黙な官兵衛がたまに見せる、意外な表情に注目してほしいかな。

船長役について
大河には負けねえぜ!

黒田官兵衛のテーマカラーは、黒なんだ。だから衣装も黒に統一したんだけど、三谷監督のイメージを大切にして、役も気合を入れて作り込んだよ。「大河ドラマには負けねえぞ!」って気持ちでね(笑)。これまで黒田官兵衛というのは、いろんな人が演じてきたわけだけど、三谷版黒田官兵衛だから、その姿を存分に味わってほしい。

共演者の素顔
共演者の素顔
現場ではいつもおしゃれな三谷監督!

今回この映画に出演して、たくさんの役者さんと共演することで、映画の魅力を改めて感じた気がする。結構おしゃべり好きな人が多いから、現場ではみんなで集まって話してばかりいたなあ……。

共演者の素顔
キャストのブットビ演技に笑いをこらえるのが大変!

佐藤浩市さんと三谷作品で共演するのは映画『ザ・マジックアワー』以来。佐藤さんも俺も、あのときの雰囲気とはまたちょっと違うから、そこも楽しみにしてほしいね。また佐藤さん演じる池田恒興の、おとぼけキャラが最高に笑えるんだよ! 『ザ・マジックアワー』のときもそうだったけど、三谷さんの映画って共演者の人たちの演技に思わず吹き出しそうになるんだ。で、『ザ・マジックアワー』の黒川も今回の黒田官兵衛もあんまり笑顔を出さないキャラだから、目の前の羽柴秀吉役の大泉洋さんや柴田勝家役の役所広司さんの演技に、思わず笑いそうになってこらえるのに必死だった(笑)。この気持ちはきっと映画を観ればわかってもらえると思うよ!

映画『清須会議』は全国公開中!
映画『清須会議』オフィシャルサイト

© 2013 フジテレビ 東宝

今月の一枚
今月の一枚

とあるドラマの撮影で、飛騨高山へ! 紅葉が見事!

寺島進PROFILE

1963年生まれ、東京都出身。三船芸術学院で殺陣を学び、殺陣師・宇仁貫三に師事。1986年松田優作監督作『ア・ホーマンス』で本格俳優デビュー。北野武に才能を見い出され、1989年『その男、凶暴につき』以降、北野映画の常連として注目を浴びる。

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