シネマトゥデイ

興奮度MAX!!7月の5つ星映画5作品はこれだ!

今月の5つ星

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 夏に向けてはやる気持ちを高める今月の5つ星映画は、大ヒット恐竜映画シリーズ3年ぶりの新作に、開幕したウィンブルドン共々楽しみたいテニス女王の実録ドラマ、そして夏休みアニメ映画第1弾の細田守監督最新作。他にも、熱狂的人気を誇るコミック待望の実写化に、大ヒットドキュメンタリー18年ぶりの続編をピックアップ。これが7月の5つ星映画5作品だ!

社会性とエンタメの奇跡的な融合!

バトル・オブ・ザ・セクシーズ
(C) 2018 Twentieth Century Fox

バトル・オブ・ザ・セクシーズ

 フェミニストの女子テニスチャンピオン、ビリー・ジーン・キングに、盛りを過ぎた元男子チャンピオンのボビー・リッグスが“男性優位主義者”代表として挑戦状をたたきつけた1973年の男女対抗試合を描いた本作。テーマの一つとして男女の待遇格差という現代にも通じる問題があるものの、『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトンヴァレリー・ファリス監督は各キャラクターの人間ドラマやスポーツにおける真剣勝負の興奮も絶妙なバランスでスクリーンに焼き付けており、これがびっくりするほどエンターテインメント性に満ちた作品になっている。これまでの古い考え方のシステムにユーモアたっぷりに立ち向かっていくビリー・ジーン役のエマ・ストーンも、底抜けに明るくてなぜか憎めないボビー役のスティーヴ・カレルの演技も繊細で素晴らしい。特に、ビリー・ジーンに掛かっていたとんでもない重圧を感じさせるシーン、そして道化のように振る舞うボビーがふとした瞬間に見せる心もとない“素の表情”には心を揺さぶられる。(編集部・市川遥)

映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』は7月6日より公開

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前作越えの重厚なドラマに興奮度MAX

ジュラシック・ワールド/炎の王国
(C) Universal Pictures

ジュラシック・ワールド/炎の王国

 前作『ジュラシック・ワールド』から3年後を舞台に、火山噴火が迫る島から恐竜を救い出そうとする者たちの冒険を活写するシリーズ第2弾。今回も、ジェットコースター的展開や、進化したハイブリットの恐竜の登場など、シリーズお約束ともいえるワクワク要素は絶品。特に主人公たちが迫り来る噴煙や恐竜たちなど、あらゆるものを避けて島から脱出するシーンは、ワンカットで撮影されたかのようにみえるほどの迫力だ。タイトルにある「炎の王国」と聞くと、島のみで完結する話かと思いきや、中盤になると、今回のテーマである「未来への責任」を考えさせられるシリアスな展開に。人間が自然の摂理を壊して作り上げた恐竜を生かすのか殺すのか。それらを作り、育て上げてきたオーウェン(クリス・プラット)とパークの元責任者のクレア(ブライス・ダラス・ハワード)の苦悩も描かれ、前作を超える重厚なドラマに仕上がっている。ラストのジェフ・ゴールドブラムのセリフ、かっこよすぎるだろ!(編集部・山本優実)

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は7月13日より公開

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『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』栄光のその後を描く珠玉の1本

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス
(C) 2017 Broad Green Pictures LLC

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス

 名匠ヴィム・ヴェンダース監督の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(1999)から約18年。続編ともいえる本作は、キューバの老ミュージシャンたちを集めたバンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(以下、BVSC)のメンバーたちの過去と現在を映し出す珠玉のドキュメンタリー。映画の冒頭にはキューバの歴史とともに生まれたキューバ音楽「ソン」についての説明があり、彼らが演奏する音楽への理解をより深めることができる。映画とアルバムが世界中で大ヒットした彼らは、80歳や90歳を超えて世界ツアーを周ることになるが、観客が熱狂する姿を見ても「昔ほど声はよくない」「なぜ今?」と自らに問う姿は、音楽へのプライドを感じさせる。また、ボーカルのイブライム・フェレール、ギタリストのコンパイ・セグンドなどすでに亡くなっているメンバーたちの最期のステージといった貴重な映像もおさめられており、涙なしには観ることはできない。BVSCは、バンド活動を2016年の“さよなら”世界ツアーで終えた。世界にお別れを告げた彼らの演奏に、この夏、もう一度酔いしれることができる。(編集部・梅山富美子)

映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』は7月20日より公開

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実写ならでは!アクションシーンへのこだわりに注目

BLEACH
(C) 久保帯人/集英社 (C) 2018映画「BLEACH」製作委員会

BLEACH

 久保帯人の人気漫画を実写化した本作。高校生の一護が突然現れた死神・ルキアから死神の力を与えられ、人の魂を食べる悪霊たちと戦う姿を描く。監督を務めたのは『GANTZ』『図書館戦争』などの佐藤信介、主演は福士蒼汰。彼自身の好青年的なイメージとは一見すると異なるものの、荒々しく無愛想だが兄貴肌の一護を嫌味なく演じ切っている。高身長と長い手足で一護が使う大きな斬魄刀を振り回しても無理がないビジュアルに加え、『図書館戦争』『無限の住人』など多数の作品で培ってきたアクションスキルこそが福士の演じる一護に説得力を帯びさせる。物語は、一護とルキアの関係性に焦点を当て、限られた尺の中で友情ドラマを構築していく一方、アクションパートのこだわりがすさまじい。多くの尺がアクションを占めるが、豊富なパターンで観客を飽きさせず、死神ゆえの人間離れした動きがアリなのもいい。また、製作陣が膨大な時間を費やしたというハイクオリティーなCGと実写の融合も違和感がなく、その技術とセンスには驚く。全編を通じて、原作へのリスペクトを保ちつつ、忠実な再現というよりも一つのアクション大作として完成している。(編集部・小山美咲)

映画『BLEACH』は7月20日より公開

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ファンタジーとリアルの調和!等身大感が光る細田守最新作

未来のミライ
(C) 2018 スタジオ地図

未来のミライ

 第71回カンヌ国際映画祭・監督週間に唯一のアニメ映画として選出された本作。これまで“家族”という関係性をさまざまな角度から見つめ直してきた細田守監督。新作でもそのテーマは健在だが、今回は特に兄妹に焦点を当て、未来からやってきた妹に導かれて時を超える4歳の兄・くんちゃんの成長を描き出す。妹の誕生で親の愛を失ったと感じる兄、子育てをめぐって妻が夫に放つ鋭い一言など、「兄妹あるある」「子育てあるある」が随所に見受けられるのは、監督自身の実体験が反映されているから。現実とファンタジーが融合した世界観は監督の得意とするところだが、細田映画の中でも特に等身大でリアルな作品になっているのは、そうした日常描写の効果だ。アニメならではの躍動感あふれる表現もキラリと光り、とりわけくんちゃんが感情を爆発させる際の表情や体の動きは秀逸。子供だけが持つ生命のエネルギーを力強く描いている。子どもの造形は『おおかみこどもの雨と雪』よりも丸みが目立ち、その愛らしさについ顔がほころぶ。(編集部・吉田唯)

映画『未来のミライ』は7月20日より公開

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