「今、私たちの学校は…」キャストはブレイク期待の若手ぞろい！

　1月28日にNetflixで配信スタートして以来、世界中で人気を博している韓国の学園ゾンビドラマ「今、私たちの学校は…」。生きるか死ぬかのサバイバル劇の中で、にわかに注目を浴びている6人の生徒役たちの素顔に迫りたい。（前田かおり）

リアルな10代を好演、パク・ジフ

　クラスの中でも明るくて人気者のオンジョを演じるのは、2003年生まれのパク・ジフ。映画『はちどり』では多感な14歳の少女を好演して数々の新人賞を総ナメし、国内外から注目された。本作の撮影中、実際に現役の高校生だった彼女は、撮影が忙しくて「現場が第二の学校になった」という。共演者がほぼ同年代だけに、「みんなリアルなクラスメイトのようになり、撮影が終わったときは卒業式みたいで泣いてしまった」そう。今春からは大学の演劇映画学科に入学して、学業と女優業の二足のワラジは続く。

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天才子役から成長、ユン・チャンヨン

　気弱そうに見えて、どんな時も落ち着きを失わず、機転を利かせて活躍するチョンサンを演じるのは、「男が愛する時」「ママ　～最後の贈りもの～」「六龍が飛ぶ」など数々の人気作で子役として活躍してきたユン・チャンヨン。2001年生まれで、ちなみに彼のInstagramのアカウントの“1”は2001年生まれの意味。名子役の誉れ高いが、役づくりのためにオンジョのステッカーを台本の裏や携帯電話にまで貼って、いつもオンジョを思うようにしたという真面目な性格。映画『ラ・ラ・ランド』の大ファンで、デイミアン・チャゼル監督と仕事をするのが夢なんだとか。

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デビュー当初から注目のチョ・イヒョン

　成績優秀な学級委員長のナムラを演じるチョ・イヒョン。1999年生まれの彼女は、デビュー当初から注目の新人で、大ヒットドラマ「賢い医師生活」シリーズでのエネルギッシュな双子のインターン役などで人気に。本作では自分の殻に閉じこもり、ニコリともしないクールなキャラクターだけど、性格は「人見知りだけど、仲良くなると明るくなる」そうで、そして、とってものんびり屋らしい。「何も予定がなければ、連続して10時間寝ることができる。睡眠が大事なの」と語り、ペットの犬と寝転がっていることも好きらしい。

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高身長で甘いマスクのパク・ソロモン

　高身長で甘いマスクのクラスきってのイケメン、スヒョクを演じているパク・ソロモンは1999年生まれ。ダンスが好きでアイドル志望だったけれど、演技の道へ。ドラマ「番人！　～もう一度、キミを守る～」では検事の息子で狡猾なサイコパスを怪演したが、本作では一転、正義感が強く、クラスメイトたちのためにゾンビの群れに体を張って立ち向かう。役づくりのために、撮影の3か月前からアクションの訓練をし、体重を増量。撮影現場ではグィナム役のユ・インスと筋トレをして盛り上がったそう。

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「イカゲーム」でも注目のイ・ユミ

　自分の身の安全ばかり気にして、仲間のことは考えずに孤立していくナヨンを演じているのは、「イカゲーム」でわずかの出番ながら強烈なインパクトを残したイ・ユミ。1994年生まれの彼女は2009年にデビューしたものの、長い下積み生活を経験。実は「イカゲーム」に出る前は、まだ宅配のアルバイトをしていたそう。撮影現場では演じるナヨンとは正反対、共演者たちとの親し気な写真を自身のインスタに次々とアップして、オンジョ役のパク・ジフからは「写真作家のお姉さん」と呼ばれるなど、とてもキュートな素顔を見せている。

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監督も演技にほれ込んだ、ユ・インス

　1998年生まれで、2017年にデビューしたグィナム役のユ・インス。数々の作品に出演しているものの、知名度はイマイチな彼がオーディションなしで抜てきされたのは、その演技に監督がほれ込んだから。とくに、チョンサンとの図書館でのバトルの果てに、ゾンビへと変わるシーンは壮絶。高さのある本棚をひょいひょい飛び移りながら凄まじい応酬を繰り広げるが、実はインスは「高所恐怖症」というから、これまたスゴい。すでに新作ドラマへの出演も決まっているインス。コワモテじゃない彼も見てみたい。

Instagram：@k.a_innsoo

Netflixシリーズ「今、私たちの学校は...」は独占配信中