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究極のおバカ映画「ホット・ファズ」が署名運動で上映実現!

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行くぜ、JAPAN! サイモン・ペッグ(左)ニック・フロスト(右)
行くぜ、JAPAN! サイモン・ペッグ(左)ニック・フロスト(右)

 カルト映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』のスタッフが制作した、究極のおばか映画『HOT FUZZ』(原題)がファンたちの署名活動に突き動かされ、『ホット・ファズ‐俺たちスーパーポリスメン!‐』という邦題で7月上旬より劇場で緊急公開されることがわかった。

 監督はエドガー・ライト、主演はサイモン・ペッグニック・フロストのコンビによる待望の新作映画『HOT FUZZ』(原題)がアメリカで公開されたのは2007年。しかし日本公開は未定のまま時は流れた。そしてついに「劇場未公開となった傑作『ショーン・オブ・ザ・デッド』の二の舞にはさせぬ!」と有志が立ちあがり“映画「HOT FUZZ」の劇場公開を求める会”が発足。約2,325人(4月4日現在)もの署名を集め、配給会社を動かした形となった。前作『ショーン・オブ・ザ・デッド』は、ゾンビ映画のセオリーを完全にパロディー化した傑作コメディーとして、日本では劇場未公開にもかかわらず高い評価を得た作品だ。

 『ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』は家畜の捜査が主な仕事内容という平和ボケした町に左遷された熱血エリート警官・エンジェルが警察映画マニアのダニー巡査を相棒に、連続殺人事件の捜査をしていくという作品。原題を直訳すると「イカしたマッポ」。主人公たちが好きな映画は『バッドボーイズ』という設定で、随所にそれに似たシーンや、過去の刑事映画へのオマージュなど、前作同様に映画愛をヒシヒシと感じさせる一本となっている。絶妙な選曲センスも健在で、シーンで使用される曲のタイトルを知れば知るほど笑えるというマニアックぶりだ。さらに“指輪にまつわる映画”を作った監督や、エリザベスになった女優の意外なカメオ出演にも注目!

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 署名に動かされて劇場公開されるというケースは過去にもあったが、それは社会派ドラマなどが大半で、今回のようなアクション・コメディー作品はまれ。さらに、クエンティン・タランティーノ監督の家で居候しているエドガー監督の来日も決定するなど、まさに熱狂的なファンの思いが、一つの新しい才能を日本に招き入れたといっても間違いはないだろう。

映画『ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』は7月上旬よりシネマGAGA!にて全国公開
映画「HOT FUZZ」の劇場公開を求める会 オフィシャルサイト intro.ne.jp

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