ADVERTISEMENT

アクションもドラマも全部乗せ

2021年12月13日 平沢 薫 レイジング・ファイア ★★★★★ ★★★★★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
レイジング・ファイア

 "全部乗せ"感がスゴイ。アクション面も、ドラマ面も、ありとあらゆる技が繰り出される。アクションは、高速で自動車を運転する男と、それを追ってきたオートバイに乗る男が、窓越しに格闘しながらさらに運転速度を上げていくだけでも凄いのに、そこに別の自動車が突っ込んで来るだけでなく、近くを歩く子供が轢かれそうになるのでそれを救おうとする、と二重、三重の離れ業が連鎖する。ドラマも、基本は融通が利かない信念の男と、頭がよく回る知能犯の熾烈な戦いなのだが、そこに友人の仇、チームの結束、過去の軋轢、組織の正義といったドラマがこれでもかと盛り込まれる。それでいて、スピード感がまったく損なわれないところが偉業。

平沢 薫

平沢 薫

略歴:映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「SCREEN ONLINE」「Movie Walker」「日経エンタテインメント!」「DVD&動画配信でーた」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。他に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況:どちらもまだ途中だけど、クライム・サスペンスかと思ったらかなり変化球の「シャイニング・ガール」@Apple TV+、西部ドラマかと思ったらそれだけじゃない「アウター・レンジ〜領域外〜」@Amazon Prime がスゴくて、最終話が楽しみ。

平沢 薫さんの最近の映画短評

もっと見る

ADVERTISEMENT