シネマトゥデイ

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恐ろしいのに目が離せないホロコースト物語

  • サウルの息子
    ★★★★

    生き残るためには他人など構ってられないような極限の状況で、捨てられない信念を貫こうとするゾンダーコマンド、サウルの心境がヒリヒリと痛い。サウルに密着する映像の視野は狭いが、それが逆にアウシュヴィッツの残酷な現実を明らかにするカメラワークが印象に残る。ガス室に送られた囚人の阿鼻叫喚とそれを耳にするサウルの表情で恐怖は十分伝わってくるし……。正直な話、物語が進むにつれ見るのが非常に辛くなるが、かといって目を離すこともできない。サウルの物語と平行して進行するゾンダーコマンドの反乱がサスペンス感を加えるが、やはり深く考えさせられるのは人間性を保つのは何なのかということ。

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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