シネマトゥデイ

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ジョン・ウー御大の初期衝動が復活!

  • マンハント
    ★★★★

    アヴァンタイトルの濃縮度が強烈! 『君よ憤怒~』のリメイク、というよりメタ視点からのオマージュを捧げたジョン・ウーのオリジナル・スタイルってことが明確に判るし、監督の実娘アンジェルスがいきなり大活躍。ギラギラした脂ギッシュなグルーヴ、舞踏的かつ劇画的なアクションの快楽。一目瞭然、ほとんどの画面に監督のサインがくっきり刻まれている。

    ここ、マジで日本か? と驚愕する大きな空間把握にはやはり痺れる。高倉健あるいは國村隼つながりで補助線が引ける『ブラック・レイン』以来、約30年ぶりとなる大阪ロケの「洋画」としても楽しんだ。この世界観に、いつもと同じ音域のまま完璧にハマる福山雅治のブレなさも凄い!

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森 直人

森 直人

略歴: 映画評論家、ライター。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』『シネ・アーティスト伝説』『日本発 映画ゼロ世代』(フィルムアート社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「TV Bros.」「メンズノンノ」「Numero TOKYO (Web)」「映画秘宝」などでも定期的に執筆中。

近況: インターネット番組『活弁シネマクラブ』でMC始めました(YouTubeにチャンネル登録)。3月15日より、映画ジャーナリストの徐昊辰さん(中国映画産業の現在)の回を配信中。ほか、二宮健監督(『チワワちゃん』『疑惑とダンス』)、広瀬奈々子監督(『夜明け』)、緒方貴臣監督(『飢えたライオン』)、関根光才監督(『太陽の塔』『生きてるだけで、愛。』)、武正晴監督(『銃』)、塚本晋也監督(『斬、』)の回が配信中。アーカイブ動画はいつでもYouTubeで無料で観れます。

サイト: http://morinao.blog.so-net.ne.jp/

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