時代設定がはまる

人気シリーズ第3弾にして、エピソードゼロ。
”過剰なまでの英国紳士ぶり”に重点を置いているこのシリーズにおいて、まだギリギリ”貴族文化”が通用していた第一次世界大戦の時期を舞台に設定したことで、この部分がとても映えるようになりました。
エピソードゼロということで、キャストが完全に変わってしまっていることを良しとするか残念とするかは意見が分かれるところでしょうが、レイフ・ファインズの名家の平和主義の貴族の当主という役どころは、見事にはまります。敵役でいうとやはり怪僧ラスプーチンを演じたリス・エヴァンスは圧倒的な存在感です。トム・ホランダーの3役には笑いました。