映画短評(433ページ目)
観客の疑心暗鬼な視線は「他者」を取り巻く世間そのもの
不確かな人間の本性を見事に捉え、アカデミー賞作品賞に最も近い
根底にあるのは誰もが直面する家族の物語
シリーズにもたらされた福澤イズムの功罪
原作の「気持ち」がしっかりと受け継がれた喜びに打ち震える
真の意味で、ダルデンヌに拮抗する日本映画
映像そのものが俳優と一緒に踊り出す
しっかり泣かせてくれる、メキシコへのラブレター
肥大した40分の極限状況が観る者にもたらす、怒りと願い
世界最高レベルの技術を駆使した壮絶なアクションに驚愕!
韓国アクションのセンスの良さが光るバディムービー
性格俳優・松坂桃李の本領発揮!
ただの本人ゲストに収まらないエルトン・ジョンの大活躍が必見
小林稔侍の渋い佇まいに見る、古き良き日本のお父さん像
シリーズ完結作にふさわしい本格ミステリー
リンチ御大の甘酸っぱいビルドゥングスロマン
ハードコアなまま洗練に導く「吉田大八劇場」のアレンジ術
興味深いテーマの数々に触れるが、もっと絞ってもよかった?
アレクサンダー・ペインにしてはスケールが大きい話
すぐそこにいる、生きた人間のドラマとして秀逸
カニバリズム映画の野蛮なイメージにとらわれるな!
ザラついた感覚で圧倒するサスペンス
明らかに力作、真摯な熱作