search/#サーチ2 (2023) 映画短評

高校生の天才的デジタル対応で、前作よりもハイテンションに!
前作もそうだったが、今回も事件そのものを映画にしたら、ありきたりでツッコミどころも多い。しかしこの「PC&デジタルデバイスの画面上のみ」スタイルが、前作以上に緊迫感、臨場感を増し増しにするマジック!
前作では主人公が“父親世代”で多少、機器の扱いが覚束なかったが、今回は18歳の高校生。映画とはいえ瞬発能力とスピード感が超人的。海外の家事代行サービス探しや、パスワード解読のプロセスとかあまりに速すぎて圧倒されつつ、瞬間的に見逃しても流れがわかるのは作り手の上手さ。
そしてデバイス内でも人の温もりを強調したシーンを多用。2組の親子ドラマに心がジーンとなるオマケで鑑賞直後の満足度は高いかと。
この短評にはネタバレを含んでいます