ザ・ピックアップ ~恋の強盗大作戦~ (2025):映画短評
最高のコメディアンふたりのダブル主演だが
世代の異なる「サタデー・ナイト・ライブ」の元レギュラーがダブル主演ということでかなりときめいたのだが、驚くほど笑いに欠けた。とりわけ、コンビのうち「まじめなほう」のキャラクターを担ったエディ・マーフィは、コメディの才能を発揮する場がほぼなし。これならば彼にする理由はなかったのでは?プロデューサーを兼任しているし、マーフィはこの作品に魅力を感じたのだろうが、悪役であるキキ・パーマーのほうがまだ、モチベーションや感情など、少なくとも演じる上での素材を与えられている。アクションは(フリーウェイの長いカーチェイスであれほどほかの車がいないなんてありえる?という疑問はさておき)、まあまあのレベル。
この短評にはネタバレを含んでいます



















