パリに咲くエトワール (2026):映画短評
海外に出て夢を追いかける若者を描く素晴らしさ
『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『ONE PIECE FILM RED』などのヒットメイカー、谷口悟朗監督が手がけた最新作は、朝ドラ・ミーツ・ジブリのようであり、令和にリブートされた「世界名作劇場」といった趣のオリジナル作品。とにかく美術が素晴らしく、パリの町並みを本当に歩いているかのよう。主人公ふたりをはじめとする登場人物の造形も魅力的で、ずっと見ていたくなる。ドメスティック志向でとにかくカネを稼いだ者が威張っている昨今、海外に出て芸術に夢と情熱を燃やす若者たちを描いているところが素晴らしい。戦争が若者の夢を潰すこともさりげなく描かれている。特に若い人に見てもらいたい傑作。
この短評にはネタバレを含んでいます






















