シャドウズ・エッジ (2025):映画短評
ライター2人の平均評価: 4.5
ジャッキー映画におけるエポックメイキングな一作!
オリジナル『天使の眼、野獣の街』より約50分長いというネガティブ要素を一蹴するだけでなく、個人的にも中国大陸に渡ったジャッキー映画はもちろん、遡れば『WHO AM I?』以来のベスト・ジャッキー映画というエポックメイキングな一作に! しかも、オリジナルと同じ敵役を、より残忍に演じたレオン・カーファイが素晴らしく、マカオ映画としての見応えも含め、リメイクの新たな可能性を実証している。『ライド・オン』で、「ただのジャッキー好き監督じゃないオーラ」を漂わせたラリー・ヤンだが、本作で魅せるチャレンジングには終始脱帽で、「ベニー・チャン監督の後継者」が大陸にいたことに驚かされる。
現在のジャッキー・チェンの最適解
感涙の快作! ジャッキーより馬が頑張っていたラリー・ヤン監督の『ライド・オン』から一転、今回はヤンとしても面目躍如。序盤から『ポリス・ストーリー/香港国際警察』の技と魂を受け継ぎつつ、幅広い世代を動員し、連係プレイと総合力で勝負。ジャッキーは『ベスト・キッド:レジェンズ』同様に“レジェンド力”を主軸とし、要所で素晴らしいアクションをキメてくれる。
原案は『天使の眼、野獣の街』ながらAI時代仕様にアップデート。物語は少々詰め込み過ぎの感もあるが141分しっかり面白い。『トップガン マーヴェリック』や『M:I』的な要素も窺え、「ジャッキー化したトム・クルーズ」に負けずもう一花咲かせてくれそうだ。





















