架空の犬と嘘をつく猫 (2025):映画短評
三十路を前にした俳優・高杉真宙の代表作
「バイプレイヤーズ」出演が物語るように、助演としても、いい役者に成長した高杉真宙。そんな彼が三十路を前に、文字通りの代表作に出会った。今回演じた山吹というキャラの誰が見てもいい人感に、芯の強さがハマりすぎているうえ、乃木坂46一期生バトルなど、設定上ほぼハーレム状態なのに、嫌味を感じさせない。これは高杉本人の人柄もあるのだが、向里祐香演じる家を出た姉との再会シーンに関しては、すべて素晴らしいという奇跡も起こっており、原作ファンも納得のキャスティングだ。想像以上に緩急なく、ヘヴィなホームドラマではあるが、じつは刺さる人が多い作品でもあるので、陰ながら応援したい。
この短評にはネタバレを含んでいます




















