ザ・クロウ (2024):映画短評
ビル・スカルスガルドがクロウを現代に甦らせる
ビジュアルも物語も、1989年刊行の原作コミックのゴスなテイストを残しつつ、今ならこうなるという納得の形に更新。クロウは短髪、素肌に黒のロングコートで、体中のタトゥーはクロムハーツ系の紋様。惨殺されて死から甦るのは同じだが、復讐心ではなく愛によって力を得る。一種のオルフェウス神話にもなっている。クロウに変貌してからはいつも夜。やはり無数の鴉が周囲を舞う。ジョイ・ディヴィジョンやゲイリー・ニューマンの曲も流れるのは原作の時代への敬意か。
クロウ役が似合う『IT/イット』のビル・スカルスガルドは、被り物系の役が好みかと思うと好感度大。曲も提供するFKAツイッグス演じる恋人がとても愛らしい。
この短評にはネタバレを含んでいます






















