カーンターラ 神の降臨 (2022):映画短評
南インドの土着神が姿を現す
インドの民俗宗教をモチーフにした、いかにも民話的な英雄譚に、あえてVFXを使わず、特殊効果はスローモーションだけという映像が、奇妙なリアリティを与えている。作中の儀式舞踏の扮装や様式が、実際の古来からの様式そのままなのではないかと思わせる。監督・脚本・主人公役のリシャブ・シェッティは、実際にこの南インドのトゥル・ナードゥ地域の宗教を信奉しており、舞踏儀式ブータ・コーラを撮影する際には断食をして行ったとか。儀式のシーンは月の光のみで撮影されたという説もある。
顔に何かを塗り、神の扮装をした人間が、目を見開き、声を上げる。すると、古代から伝わる何かが出現する。
この短評にはネタバレを含んでいます






















