見えない娘 THE INVISIBLES (2026):映画短評

2026年8月28日公開 110分

見えない娘 THE INVISIBLES
(C) THE INVISIBLES Production Committee
相馬 学

目ではなく“こころ”で見る、その先に“ひかり”あれ

相馬 学 評価: ★★★★★ ★★★★★

 おそらく多くの観客は主人公が見えないことに、もどかしさを感じるだろう。これまでの透明人間映画とは異なり、見えないのは普通の家庭で生まれ育った愛すべき少女だから。

 もどかしさについてさらに言えば、父や姉たちにも彼女が見えないから、状況面で時として厄介なことになる。特異な家庭であっても絆はあるが、それを分かち合う手段が限定されている。家族のもどかしさイコール、観客のもどかしさとなる構図に旨味を覚えた。

 主人公の“ひかり”に加え、“心”“学”“風”“音”という一家の人々にあたえられた役名も象徴的で、単にファミリーコメディとして楽しめるだけでなく、考えさせる要素もあり。

この短評にはネタバレを含んでいます
ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

人気の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT