君と僕の5分 (2025):映画短評
韓国の岩井俊二フォロワーによる大胆な仕掛け
あるアーティストが結んだ友情や思春期ならではの心の機微など、作品の根底にしっかり『リリイ・シュシュのすべて』が流れている、韓国の岩井俊二フォロワーによる青春映画。ノースター&低予算を逆手に取ったエモさ重視の演出が売りだが、そこにglobe(+モーニング娘。)の楽曲を絡ませる「ASAYAN」世代直撃の仕掛けをかます、新人監督とは思えない大胆さ。LGBT映画にありがちな後半にかけての息切れ感は否定できないが、現在は閉館されてしまった映画館で観る『猟奇的な彼女』以外にも、イラストとはいえ、さまざまな映画ポスターなど、2001年当時の韓国映画界の快進撃を思い出させてくれるのもいい。
この短評にはネタバレを含んでいます






















