死ねばいいのに (2026):映画短評
これは巧い映像化
面白いことはまず間違いないものの、その文章のボリュームと情報量の多さで、特に映画という枠ではなかなかとり上げにくい京極夏彦作品。そんな中で、この一冊を選んできたというのは意外でありながらも正解だったのかもしれない。何ヵ所か映画独自のアレンジが入っているものの、原作を読んだ時の感覚と同じものを残しているのはお見事の一言。しかも削ぎ落せる部分は全部削ぎ落して95分というタイトな作りにしたのもこういったサスペンス映画としての緊張感を保たせるためには効果抜群。そして何と言っても主演の奈緒。基本的には聞き手に回っているのですが、真意を隠しつつの演技は絶妙でした。
この短評にはネタバレを含んでいます





















