メレディス・モンク 踊る声、歌う身体 (2025):映画短評
そのパフォーマンスが多くの人にリスペクトされる理由も納得
邦題がうまい。歌とダンスのパフォーマンスは、声が歌い、身体が踊るのが通常感覚だが、本作が見つめるモンクは、全身が歌い、声が「舞」を見せているかのよう。唯一無二の表現に感嘆するしかない。3オクターブ以上の声域だけでも必聴。
現在83歳で現役のアーティストの側面を、チャプター(ピース)に分けて綴る構成は、短編集のように観やすく、気づけばその全体像がわかる計算されたもの。ジャンルを軽々と超えるモンクの自由さはアートとして理想も、職業を超えて人はなぜ生きるのかを伝えるポテンシャルも本作は備える。
代表的パフォーマンスもかいつまんで紹介されるが、そこは断片的。もっとじっくり観せる箇所があっても良かった。
この短評にはネタバレを含んでいます




















