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ユニバーサル・スタジオの火災、水圧が弱くて鎮火に支障が

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ユニバーサル・スタジオ焼け跡の様子
ユニバーサル・スタジオ焼け跡の様子 - David McNew / Getty Images

 ハリウッド一の観光地であり映画の聖地でもあるユニバーサル・スタジオが、火災に見舞われた。現地時間の6月1日早朝4時半ごろに出火し、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した時計塔や、クリント・イーストウッド監督作映画『チェンジリング』(原題)のセット、そのほかのアトラクションなどが焼失。また、4万から5万本のビデオやフィルム・リールが焼失したが、これはコピーがとられているため、完全な損失には至らなかった。火災の原因は現在調査中だが、消火活動にあたったロサンゼルス・カウンティ消防署によると、消火のための水の勢いが弱く、鎮火までに12時間もかかってしまったそう。水圧の問題も、原因を調査中だ。この日、2万5千人ほどの観光客が訪れたが、テーマパークは閉鎖し、月曜に開園した。この火事により、消防士に軽いけがが出たほかには、重度の怪我人はいなかった。

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