アメリカではコメディーが強し!おとぼけガードマンの映画が1位に-1月18日版

全米ボックスオフィス考

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飛び出すホラー映画! 3位の『ブラッディ・バレンタイン3D』はバレンタインにカップルでどうぞ!

 アメリカ現地時間1月19日(月)は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(キング牧師)の生誕を祝う日で国民の祝日。そんな今週末に、3,380万ドル(約30億4,200万円)の興行収入を上げて第1位に輝いたのは、ソニー・ピクチャーズ製作のコメディー映画『ポール・ブラート:モール・コップ』(原題)だった。(以下1ドル90円計算)

 アメリカで3,144館(計3,400スクリーン)で封切られたこの作品は、日本ではほとんどなじみのないテレビコメディーのスターで、ケヴィン・ジェームズというコメディアンが主演しており、彼の演じるおとぼけガードマンを主人公にしたドタバタコメディーである。ここのところ、オスカー候補になりそうな重厚ドラマが矢継ぎ早に封切られたために、映画ファンがそろそろ軽く楽しめる映画を観たくなった週末……といったところであろうか。先週末トップだったクリント・イーストウッドのシリアス映画『グラン・トリノ』(今週末2位、興行推定2,224万ドル(約20億200万円))を追い越して、堂々の1位となった。

 さて、今週末はまたもやホラー映画がトップ3入りを果たした。先週末3位だった映画『アンボーン』(原題)は7位に転落したものの今週末は代わって、飛び出す(!)ホラー映画『ブラッディ・バレンタイン3D』が2,190万ドル(約19億7,100万円)の興行成績で3位に入った。この作品は、1981年の映画『血のバレンタイン』というホラー作品のリメイク版。その名のとおり3D仕立てになっており、スクリーンから飛び出しくる血だらけのナイフを見て悲鳴を上げたい若い衆で、劇場がにぎわっている。

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 一方、2,150万ドル(約19億3,500万円)の収益を上げ4位になったのは、こちらも新作の映画『ノトーリアス』(原題)。実際にあった話に基づいたこの作品は、数年前に殺されたラップ界の大スター、ノトーリアスB.I.G.のバイオグラフィー映画だ。

 5位は、先週の予告でもお知らせした新たなワンワン映画『ホテル・フォー・ドッグス』(原題)。捨て犬ばかりを住まわせる犬のホテルを考えだすワンパクな子どもたちと、かわいい捨て犬たちの面白いけど心温まるコメディー映画だ。1,771万ドル(約15億9,400万円)の収益を上げて、トップ5入りを果たした。
また、今週末のトップ10内の大きな動きとしては、ランキング的には8位だったもののダニエル・クレイグの新作映画『ディファイアンス』が、今週末より拡大公開となり、映画館数が1,787館に増え、先週末の35位から赤丸急上昇でトップ10入りを果たした。

 今週木曜日1月22日は、いよいよアカデミー賞ノミネート発表の日である。ここでノミネートされた作品が、来週末の興行成績に影響を及ぼすのは確かである。そんな、ボックスオフィス乱気流状態の23日金曜日に封切りを試みる、怖いもの知らずの作品が数本ある。常連の筆頭は、シリーズも3作目の映画『アンダーワールド:ビギンズ』だ。最近売れっ子のマイケル・シーン(映画『クィーン』でトニー・ブレア首相、映画『フロスト×ニクソン』で主演のフロストなどを演じている)がメインの悪役として登場している。

 そのほかの23日封切組は、ブレンダン・フレイザー主演のファンタジーアドベンチャーもので、映画『インクハート』(原題)。ブレンダン演じるのは、主人公の少女のパパで、彼は童話の中の生き物を本物に変える不思議な力を持っている……というストーリー。最近の映画『ハムナプトラ 呪われた皇帝の秘宝』でもそうだったが、誰かのお父さん役がやけに板に付いてきたブレンダンである。このほかジェームズ・カヴィーゼル(5年前に映画『パッション』でイエス・キリスト役だった彼)がタイムトリップして地球にやってくる異星人を演じるSF映画『アウトランダー』(原題)、ダイアン・レインミッキー・ローク共演の映画『キルショット』(原題)などがある。(取材・文:神津明美 / Addie・Akemi・Kohzu)

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