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エンパイア誌が選ぶ外国映画ナンバーワンは『七人の侍』!ジブリや小津安二郎もランクイン!

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世界でも人気の故・黒澤明監督
世界でも人気の故・黒澤明監督

 映画雑誌の大手エンパイア誌が、世界の強豪が頂点を競うサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会を記念して特集した外国映画ランキングで、黒澤明監督の映画『七人の侍』が1位を獲得した。

 このランキングは、英語以外の言語で製作された古今東西の映画(ドキュメンタリーは除く)からエンパイア誌が独自に選んだもので、それぞれの作品には選出理由、リメイクの可能性、受賞歴も掲載されている。

 映画『七人の侍』は1954年に公開された黒澤監督の代表作で、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞するほか米アカデミー賞でも衣装デザイン賞を含む2部門にノミネートされるなど当時から世界的評価は高かった。エンパイア誌は黒澤監督の映像に言及すると共に、志村喬、三船敏郎といった俳優陣の演技も絶賛しており、英語作品を含めたランキングでも上位になると断言した。

 2位は日本でもブームになった映画『アメリ』。日本映画ではほかに映画『千と千尋の神隠し』が10位、小津安二郎監督の映画『東京物語』が16位に選ばれている。『千と千尋の神隠し』はアニメーション作品では唯一のベスト10入り。どちらの作品も「日本的風俗を扱っているため、ハリウッドでのリメイクは不可能」と解説されており、日本ならではの映画作品であることを改めて感じさせた。

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