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圧倒的な強さで『ドラえもん』が首位発進!ジョニデ&アンジー『ツーリスト』も2位スタート!!

映画週末興行成績

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いつの時代も子どもたちに大人気の『ドラえもん』がトップに!
いつの時代も子どもたちに大人気の『ドラえもん』がトップに! - (C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2011

 今週は『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』が初登場で1位を獲得。毎年3月の恒例行事『ドラえもん』の季節が今年もやってきた。

映画『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』写真ギャラリー

 全国368スクリーンで公開された本作は、動員が39万9,139人、興収が4億4,631万8,000円という堂々の成績。客層の男女比は57:43。年齢別では、6~9歳が29.8%、その親世代と見られる30代が18.4%、40代が15.5%、10~12歳が13.1%という比率となっている。さらに幼稚園から小学生の子どもたちが全体の52%を占めるなど、子どもたちから圧倒的な支持を集めていることが分かる。劇場版として通算31作目、声優交代のリニューアル後から計算しても6作目となる本作。リニューアル後は『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』を除き、いずれも興収30億円以上を突破するなど、確実にヒットが期待できるコンテンツとして大きな存在感を発揮しているシリーズと言えるだろう。

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 2位はアンジェリーナ・ジョリージョニー・デップ初共演の映画『ツーリスト』が初登場。全国338スクリーンで公開され、初日2日間で動員24万835人、興収3億770万4,600円となった。主演のジョニー・デップの来日がテレビ、新聞、ウェブなどで大々的に取り上げられ、熱心なファンサービスが報じられたことも話題となった。2大スター初共演という話題性はもちろんのこと、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのコスプレ路線とは違う、ナチュラルなジョニーの姿を楽しみにしていたファンも多かったようだ。

 3位は映画『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』で2ランクダウン。4位は第83回アカデミー賞作品賞ほか4部門を受賞した映画『英国王のスピーチ』で2ランクアップ。前週より17スクリーン増の全国124スクリーンで公開され、2週目の土日2日間成績は動員10万894人、興収1億3,182万4,550円。前週土日対比で動員129.8%、興収131.3%という驚異的な伸び幅を記録。9日間の累計動員は36万5,451人、累計興収は4億3,707万6,200円という結果になった。今後、オスカー効果がどこまで波及していくのか、楽しみだ。

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 公開6週目を迎えた映画『GANTZ』は3ランクダウンで5位となったが、興収30億円を突破。同じく3ランクダウンで、6位の映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』は動員が100万人を突破した。2月26日から青森県6館で先行公開された映画『わさお』は、先週の24位から7位と一気にジャンプアップ。全国273スクリーンでの土日2日間成績は動員4万8,363人、興収5,463万1,000円。先行分も含めた累計成績は、動員5万6,333人、興収6,335万6,900円となった。8位の『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』、9位の『ヒア アフター』はそれぞれ4ランクダウン。10位の『あしたのジョー』は3ランクダウン。そして公開5週目となる『毎日かあさん』は11位とベストテン圏外に落ちてしまったが、30日間の累計動員は44万2,411人、累計興収は5億1,623万5,400円という結果になった。

 今週末は映画『SP 革命篇』が前作に続くトップを狙う。その他『塔の上のラプンツェル』『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』がランク入りを狙うほか、『ホームカミング』『クラシコ』『ナナとカオル』『ランナウェイズ』などが公開予定となっている。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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