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メル・ギブソン9年ぶりの主演映画が日本公開決定! 復讐心にかられた刑事役で、ワイルドなメルが帰ってくる!

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復讐の鬼となったメルが、暴走する!-映画『復讐捜査線』より
復讐の鬼となったメルが、暴走する!-映画『復讐捜査線』より - (C)2009 GK Films, LLC. All Rights Reserved.

 数々のヒット作に出演し、監督として映画『ブレイブハート』でアカデミー賞監督賞を受賞するなど、映画界の話題を独占してきたメル・ギブソンが、約9年ぶりに主演を果たす新作映画『復讐捜査線』の日本公開が決定、殺された娘のために復讐(ふくしゅう)の鬼となって暴走する刑事を、メルが『リーサル・ウェポン』や『マッドマックス』シリーズのころのような、アクション・ヒーローの原点に立ち戻って演じる。

 近年は、映画『パッション』や『アポカリプト』などを監督し、俳優としては、自身が製作を務めた作品へのカメオ出演などが中心となっていたメル。また、元恋人に対する暴力と恐喝の罪で起訴されるなど、映画以外で話題に上ることが多かった。そんな彼が、無数の企画の中から厳選し、2002年の『サイン』以来、約9年ぶりの主演作品として選んだのが、『復讐捜査線』だ。今回メルが演じるのは、最愛の娘を目の前で射殺されてしまったベテラン刑事、トーマス・クレイブン。娘の死の裏に、娘が勤務していた軍需企業の巨大な陰謀があることを知ったトーマスは、敵を討つべく復讐の鬼と化し、事件に関係した者たちを徹底的に追いつめていく。

 監督は『007/カジノ・ロワイヤル』でダニエル・クレイグ演じる新生ジェームズ・ボンドを、華々しく世に送り出したマーティン・キャンベル。『復讐捜査線』は、かつてキャンベル監督が手掛けた1985年のテレビシリーズ「刑事ロニー・クレイブン」のリメイクであり、本作は今やハリウッドのヒットメーカーとなった監督が、自身の出世作をセルフ・リメイクする作品ともなっている。

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 娘のために戦う父親の姿を描いた作品といえば、誘拐された娘を救うために奮闘する男の姿を描いた、リーアム・ニーソン主演映画『96時間』が記憶に新しいところ。しかし、今回メルが演じるトーマスには、すでに守るべき者はいない。悲しみと怒りに満ちた男の復讐(ふくしゅう)劇が、ひたすらに描かれる本作は、『96時間』以上にハードな展開が用意されていることは必至で、今年のオヤジ・アクション映画の決定版となりそう。もちろん、ワイルドな魅力を放つメルの姿を久々に見たい! という女性ファンにも、おすすめの一作だ。(編集部・入倉功一)

映画『復讐捜査線』は7月30日より新宿ミラノほか全国公開

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