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若手注目俳優ナット・ウルフとリアナ・リベラトが明かす離婚で崩壊した家族を描いた新作とは?

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ナット・ウルフ(左)、リアナ・リベラト(右)
ナット・ウルフ(左)、リアナ・リベラト(右)

 若手注目俳優ナット・ウルフとリアナ・リベラトが、新作『スタック・イン・ラヴ(原題) / Stuck in Love』について語った。

リアナ・リベラト出演 映画『ブレイクアウト』場面写真

 同作は、離婚して3年の作家ビル(グレッグ・キニア)は、別れた妻エリカ(ジェニファー・コネリー)に未練があり、娘サマンサ(リリー・コリンズ)は父親を捨て新たな男と付き合う母親を毛嫌いし、息子ラスティ(ナット・ウルフ)はドラッグの問題を抱えるケイト(リアナ・リベラト)に恋する中、お互いが本音を吐露し始めたことで、家族に変化が訪れるというドラマ作品。監督は脚本も執筆したジョシュ・ブーンがメガホンを取った。

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 ナットはジョシュ監督と気が合ったそうだ。「ジョシュとは映画と音楽の好みが似ていて、特にキャラクターの個性を中心に描いて今も色あせないジャック・ニコルソンやダスティン・ホフマンの作品が好きだ。この映画も70年代作品のように正直でリアルなところが良い」と語り、さらにラスティ役については「僕はラスティのようにアーティストの家庭に育ったんだ(父はジャズプレイヤー、母は女優)。両親は自分の仕事だけの話をして、もめていたこともあったよ」と実体験が生かされたようだ。

 映画内でスティーヴン・キングから電話を受けたシーンは「実はあのシーンはグレッグ・キニアが、スティーヴン・キングの声真似をして僕に電話を掛けたんだ(笑)。だからスティーヴン・キングには会わず、話したこともない。けれど、ジョシュ監督はスティーヴン・キングのファンで、彼の薦めで『The Body』(映画『スタンド・バイ・ミー』の原作)を読んだことが役に立った。ただあのシーンは、ミュージシャンでもある僕は、まるでポール・マッカートニーと電話で話したような感覚になった」と答えた。

 グレッグ・キニアとのタッグについてリアナは「彼は頻繁にアイデアを出してジョシュ監督と話していた。ケイトがラスティの家を初めて訪れ緊張しているシーンで、グレッグが急に即興でシリアルを持ってきたことで、若者二人に気を使っている父親の意図も含められ、最高のシーンになったわ」とグレグを評価した。

 映画は、離婚してバラバラになった家庭が、徐々に絆を再構築していく過程が興味深く描かれている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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