カンヌ映画祭パルムドール受賞作、ジャパンプレミア上映!監督が明かす日本への思い入れ

第26回東京国際映画祭

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日本への思い入れ明かしたアブデラティフ・ケシシュ監督

 本年度カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを審査員満場一致で受賞した映画『アデル、ブルーは熱い色』のジャパンプレミア上映が25日、第26回東京国際映画祭最終日に開催され、アブデラティフ・ケシシュ監督が舞台あいさつに登壇した。

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 本作は、フランスの人気コミック「Blue Is the Warmest Color」を映画化した女性同士の愛の物語。青い髪をした年上の女性エマと出会い、レズビアンに目覚めていくヒロイン・アデルの情熱的な人生を赤裸々に描く。主演は『マリー・アントワネットに別れをつげて』のレア・セドゥと新星アデル・エグザルコプロス。作品のテーマと共に、その過激な性愛描写が物議を醸したが、フランス本国では先週より公開され、大ヒットスタートとなっている。

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 今回、二人のヒロインにセドゥとエグザルコプロスを起用したことについてケシシュ監督は、「セドゥはわたしが描いていたエマのイメージにピッタリだった。知的でこれまで生きてきた人生を醸し出す存在感がある。一方のアデル(・エグザルコプロス)は生きる貪欲さが官能的。登場した途端に全てを占領してしまう力強さに魅了された」と明かした。

 また、コミックを映画化した経緯についてケシシュ監督は、「これは偶然、本屋さんで目に留まり、手に取って読んでみたらとてもすてきな内容だったから。出会いが美しいんだ。エマとアデルが信号を渡るときに視線をふと交差させる瞬間。これが運命を変える出会いになるんだ」とシーンを思い浮かべるように述懐した。

 さらにケシシュ監督は、「わたしは日本にとても思い入れがあり、今日、皆さんに伝えたかったことがある」と突然改まり、「わたしは思春期の頃から日本映画を観て育ってきた。日本には、もちろん黒澤明や溝口健二、成瀬巳喜男など素晴らしい監督がたくさんいるが、わたしの心を一番惹(ひ)き付けてやまないのは、小津安二郎監督。彼はいつもわたしの心の中にいる」と語ると、会場から割れんばかりの拍手が湧き起こった。(取材・文:坂田正樹)

映画『アデル、ブルーは熱い色』は2014年春、新宿バルト9、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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