小島秀夫「デススト」アニメ映画化！『DEATH STRANDING MOSQUITO』ティザー映像が初公開

　ゲームクリエイター・小島秀夫が2019年に発表した大ヒットゲーム「DEATH STRANDING」のハリウッド共同制作アニメーション映画プロジェクト『DEATH STRANDING MOSQUITO』が23日、正式に発表された。プロジェクト始動に伴い、謎多き世界観の一端を映し出すティザー映像（約135秒）が初公開された。

【動画】『DEATH STRANDING MOSQUITO』ティザー映像

　「DEATH STRANDING」は、謎の現象によって分断されたアメリカ大陸を舞台に、伝説の配達人サム・ポーター・ブリッジズが、各地に物資を届けながら、アメリカ社会を再びつないでいくオープンワールドアドベンチャー。主人公サムをノーマン・リーダスが演じたほか、マッツ・ミケルセン、レア・セドゥ、ギレルモ・デル・トロらハリウッドの人気俳優やクリエイターが、キャラクターのモーションキャプチャーを演じたことも話題になった。

　アニメ映画化は、小島監督率いるクリエイティブスタジオ「コジマプロダクション」がフランチャイズ展開する新プロジェクト。監督には、『映画HUGっと！プリキュア・ふたりはプリキュア　オールスターズメモリーズ』（2018）を手がけた宮本浩史が就任。アニメーション制作は、2020年に設立された ABC ANIMATION STUDIO が担当する。

　ティザー映像は、水中に沈んだかのような一人の男が目の前に何かを発見し、それに向かって近づくシーンでスタート。タールの塊のような獣、その獣を捕らえようとする男の姿が映し出されると、水中にいた男が獣を捕えようとした男に殴りかかる。二人の激しいアクションシーンの最中、その素顔も露わになり……。二人の人物像や関係性などは、謎に包まれている。（編集部・倉本拓弥）