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天才外科医の手術シーンは吹き替えなし!クライヴ・オーウェンが明かす

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クライヴ・オーウェン
クライヴ・オーウェン

 演技派俳優クライヴ・オーウェンが、テレビシリーズ「ザ・ニック(原題) / The Knick」の第2シーズンについて語った。

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 本作は、1900年のニューヨークのハーレムにあるニッカーボッカー病院で巻き起こる医者と患者の日々をリアルにつづったドラマ。外科主任となった医者サッカリー(クライヴ・オーウェン)を主人公として描く。スティーヴン・ソダーバーグがメガホンを取り、アメリカのケーブルチャンネル、Cinemaxで2014年から放送されている。

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 第1シーズンでは医者サッカリーが外科主任となり、サッカリーの元の地位の後任に医者ギャリンガーを推そうとするが、病院経営者の娘コーネリアはハーバード出身の黒人男性エドワーズを薦める。当時まだ人種差別の根強いニューヨークの上流階級の間で反対を受けるものの、エドワーズはサッカリーの手術に感銘を受けて病院にとどまることを決意する。

 ソダーバーグ監督の演出について「彼は俊敏に動きながら撮影を続けるため、僕ら俳優は朝からかなりの集中力で演じることとなり、トレイラーやドレッシングルームで休む時間さえもないよ」と笑顔で答えた。医者サッカリーについては「サッカリーは実在の外科医ウィリアム・スチュワート・ハルステッドの影響を受けている。彼は20世紀前後のジョン・ホプキンス病院で、ドラッグを常用しながらも、斬新な手術法で知られる人物だ。さらに彼の周りには優れた医者たちが居て、1900年頃の医学はかなり刺激的で、それらが多くの書物にも記されているんだ」と説明した。

 俳優たちも、手術に関してかなり長けていなければいけないそうだ。「撮影当初は、手術シーンは別の俳優か、実際の医者の手を撮影したものを使うのだと思っていた。なぜなら、本当に天才と言われた実在の外科医たちを僕ら俳優は演じているからだ。だが、ソダーバーグ監督は全くそれらを使わなかった。もちろん、僕らもどの手術器具を使い、どの部分を手術するかなどは事前に脚本に記されていたため理解していたが、ソダーバーグ監督は僕らの手術する手を実際に撮影して、実際に撮影現場で行われていることが、映像でちゃんと残されている」とリアルな映像であることを強調した。

 最後にクライヴは第2シーズンについては「病院だけでなく、当時のニューヨークの背景が見られる設定だ」と明かした。第2シーズンは、10話放送される予定。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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