福山雅治主演『追捕』ついに完成!ジョン・ウー監督、日本の温かいサポートに感謝!

第74回ベネチア国際映画祭

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ジョン・ウー監督、ベネチアに登場!

 現地時間8日、第74回ベネチア国際映画祭にて、福山雅治が中国人俳優チャン・ハンユーとダブル主演を務めたジョン・ウー監督作『追捕 MANHUNT(原題)』の公式記者会見が行われ、福山こそ不在だったものの、ウー監督、チャン、ハ・ジウォンチー・ウェイアンジェルス・ウーTAOと中国・韓国・日本のスターたちが大集結。ウー監督は、この作品を捧げたという故・高倉健さんへの思いや、日本での撮影で受けた手厚いサポートに感謝を表した。

ベネチアデビューを果たした福山!【写真】

 映画『レッドクリフ』などで知られるウー監督が、健さん主演映画『君よ憤怒の河を渉れ』(1976)の原作小説を、再び映画化した超大作。無実の罪を着せられた国際弁護士(チャン)と、彼を追う敏腕警部(福山)がやがて製薬会社の闇に立ち向かうさまを描き出す。「この映画は、世界的に有名な俳優・高倉健さんに捧げたんです。彼は私が心から尊敬するヒーローであり、彼の作品はインスピレーション源なのです。ですから、彼が亡くなったとき、私は悲しみにくれました。追悼の意を込めて、彼の作品の一つをリメイクしたいと思っていました。そんなときに制作会社メディア・アジア(・エンターテイメント・グループ)からこの作品のオファーがきたんです。この映画が大好きだったので、とても幸せでした」と健さんへの思いを話すウー監督。

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 「初めて彼を見たのは、1960年代半ばのヤクザ映画だったと思います。実際には、アクションではなくメロドラマ『幸福の黄色いハンカチ』『駅 STATION』を観て好きになりました。とても感動的な作品で。彼はアラン・ドロンと同じくらいアジアで大スターだったと思います。彼には特有のカリスマ性がありました。タフガイだけど、温かい心を持っていて。一度お会いしたことがあるのですが、とても親切な方でした」とその魅力を語りつくし、「『男たちの挽歌』の主人公がサングラスをかけているのも、ロングコートを着ているのも、高倉健さんからのインスピレーションです。もちろん他の映画でも、登場人物のふるまいには彼のイメージがあると思います」といかに影響を受けていたかも明かしてた。

 日本で撮影が行われたことでも話題を呼んだ本作だが、「私は日本での撮影を楽しみました。たくさん規則はありましたけど、大阪などの地方自治体が手厚くサポートしてくれました。一つだけ問題があったのは、銃アクションやカーアクションを大通りでするのは、どうやってもムリだと言われました。それでも、そういったアクションを撮影できる場所を提示してくれたり、他のオプションをくれました。素晴らしかったのは、古城近くの川で撮影をさせてくれたんです。観光客でにぎわっているような場所でも壮大なシーンの撮影をさせてくれました」と振り返り、「それに日本の方はとても温かいです。大掛かりなシーンをやるのにエキストラが必要だったんです。俳優の卵のような方たちがみんなボランティアで参加してくれて、さらには衣装も自前で持ってきてくれたりしたんです。この作品のために尽くしてくれて、とても驚きました」と日本への感謝も。そんな撮影を経て、本作はベネチア映画祭開始の数日前にようやく完成したばかりだといい、「自分自身のスタイルに回帰することもできたと思います。このクルーと仕事ができて幸せでしたし、ベネチア映画祭が上映する素晴らしい機会を与えてくださったことにも感謝しています。本当に光栄です」としみじみするウー監督だった。

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 そして日本人として唯一出席したTAOは「巨匠であるジョン・ウーが、日本の古典映画をリメイクしようと決意してくださったのがまず嬉しかったです。正直オファーが来るまでオリジナル版を観たことがなかったのですが、オリジナル版を観てから、ジョン・ウー監督がどのようにこの作品を現代に蘇らせるのか、考えていました。それを実際に撮影現場で目の当たりできたのは、最高の経験でした」と笑顔を見せつつ、アジアのスターが一挙出演していることについて「確かに言葉の壁もありましたが、私たちはお互いに尊敬し合っていました。なので、演技では必ずしも同じ言語を話す必要がないと感じました。日本と中国だけでなく、韓国のスターも出演すると聞いたときは、とてもうれしかったんです。私たちの国を仕切る人たちは、必ずしも仲良しではないですからね。だからこそ、エンターテイメント界では協力すべきだと思いますし、今回の決断にジョン・ウー監督には感謝しています」とアジア友好への願いも込めた。(編集部・石神恵美子)

第74回ベネチア国際映画祭は現地時間9月9日まで開催
映画『追捕 MANHUNT(原題)』は2018年全国公開

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