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『ブラックパンサー』驚異のV5!アバター以来9年ぶりの偉業

全米ボックスオフィス考

累計興収6億ドルを突破!
累計興収6億ドルを突破! - (C) Marvel Studios 2018

 先週末(3月16日~3月18日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、漆黒のヒーローを描いたマーベル映画『ブラックパンサー』が興行収入2,665万690ドル(約29億3,157万5,900円)で5週連続となる首位に輝いた。5週連続での首位獲得は『アバター』(2009)以来約9年ぶりとなる偉業だ。累計興収は6億502万7,218ドル(約665億5,299万3,980円)に達している。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

【動画】陛下とラファロがかみ合わない『ブラックパンサー』特別映像

 2位には、アンジェリーナ・ジョリー主演で大ヒットゲームを実写化した人気シリーズを、新キャストで再び映画化した『トゥームレイダー ファースト・ミッション』が興収2,363万3,317ドル(約25億9,966万4,870円)で初登場。惜しくも首位デビューとはならなかったが、予想通りの数字といったところ。主人公ララ・クロフト役は『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデル

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 一方、驚きのヒットとなったのがキリスト教系ドラマ『アイ・キャン・オンリー・イマジン(原題) / I Can Only Imagine』で、興収1,710万4,797ドル(約18億8,152万7,670円)を上げ初登場3位に食い込んだ。「サイモンvs人類平等化計画」を原作に、ゲイの高校生男子の姿を描いたロマンチックなコメディードラマ『ラブ、サイモン(原題) / Love, Simon』は興収1,175万6,244ドル(約12億9,318万6,840円)とほぼ想定通りで5位デビューとなった。主演は『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソンだ。

 今週末は、YUI主演の『タイヨウのうた』をリメイクした『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~』や約5年ぶりの続編『パシフィック・リム:アップライジング』などが公開される。(編集部・市川遥)

3月16日~3月18日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ブラックパンサー』
2(初)『トゥームレイダー ファースト・ミッション』
3(初)『アイ・キャン・オンリー・イマジン(原題) / I Can Only Imagine』
4(2)『ア・リンクル・イン・タイム(原題) / A Wrinkle in Time』
5(初)『ラブ、サイモン(原題) / Love, Simon』
6(5)『ゲーム・ナイト(原題) / Game Night』
7(6)『ピーターラビット
8(3)『ストレンジャーズ・プレイ・アット・ナイト(原題) / Strangers: Prey at Night』
9(4)『レッド・スパロー
10(7)『デス・ウィッシュ(原題) / Death Wish』

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