トム・ハンクスが子供番組の人気司会者に！『幸せへのまわり道』8月日本公開
トム・ハンクスが子供番組の人気司会者だったフレッド・ロジャースさんにふんした映画『A Beautiful Day in the Neighborhood』の邦題が『幸せへのまわり道』に決まり、8月28日より日本公開されることが明らかになった。
エスクァイア誌に掲載された記者ロイド・ボーゲルの記事「Can You Say...Hero?」を基に、ひょんなことからロイドと大物司会者フレッド・ロジャースの間で育まれることになった友情を描いた本作。ロイド役を『ペンタゴン・ペーパーズ／最高機密文書』でもトムと共演しているマシュー・リス、1968年から2001年にかけて放送された長寿子供番組「Mister Rogers' Neighborhood」で人気を博したフレッド役をトムが務めている。
物語は、編集部の依頼を受けたロイドがフレッドに関する記事を書くため、彼の仕事場を訪ねるところからスタート。雑誌記者として華々しいキャリアを積んできたロイドだが、家庭を顧みず自分たちを捨てた父をいまだ許せずに、心の内にわだかまりを抱えていた。フレッドは一目見ただけで、ロイドが抱えている家族の問題や心の葛藤を感じ取り……。穏やかで不思議な人柄のフレッドを見事に演じたトムは、第92回アカデミー賞助演男優賞ノミネートも果たした。
そのほかの出演は『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』のクリス・クーパーや、テレビドラマ「THIS IS US／ディス・イズ・アス」のスーザン・ケレチ・ワトソンなど。『ある女流作家の罪と罰』のマリエル・ヘラー監督がメガホンを取った。（編集部・市川遥）
