中村倫也は超一流サッカー選手のよう!『人数の町』監督明かす魅力

中村倫也
中村倫也 - (C) 2020「人数の町」製作委員会

 俳優・中村倫也の深い魅力について、主演を務める映画『人数の町』(公開中)の監督である荒木伸二が語った。

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 本作は、河瀬直美(瀬は旧字体)監督を審査員長に迎え、第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から準グランプリに選ばれた作品。松本人志出演の「バイトするならタウンワーク」のCMやMVなどを多数手掛ける荒木監督による初の長編映画となる。

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 今年すでにドラマ「美食探偵 明智五郎」の主演を務め、2本の映画に出演を果たしている中村。主演作『水曜日が消えた』では、1人7役に挑むなど、常に新たな顔を見せ、今や押しも押されもせぬ存在となった。荒木監督は、そんな中村について「ご存知のように賢い。言語によるコミュニケーションに長け、理解力も高い。だからしっかりとした脚本さえ渡せばこちらの思った通りの演技を提供してくれるすばらしい役者」とべた褒めするも、「しかし、彼の真骨頂は実はそこにはないと思う」と別の魅力があると語る。

 「論理的に考え尽くした後にフワッと出てくる感覚的な仕草、即興的なアクション、行間から溢れる息遣いのようなシナリオにない声。それは複雑な戦術をすべて理解した上で瞬間的にとんでもない思いつきのパスが出せる、超一流サッカー選手のようだ」。中村は、作品により一層深みをもたらすパフォーマンスをしていると明かす。

 本作は、衣食住が保証され、性の快楽を貪る毎日を送ることができ、出入りも自由だが、決して離れることはできない謎の町を舞台にしたディストピア・ミステリー。借金で首の回らなくなった主人公の蒼山(中村)は、この奇妙な町の住人となるが、町の秘密に次々と触れ、紅子(石橋静河)との出会いにより自分なりの意思を持つようになっていく。掴みどころがなく無気力だった蒼山のわずかな心の揺らぎを中村が繊細に演じており、彼の高い演技力を存分に味わうことができる1本となっている。

 今後も『サイレント・トーキョー』(12月4日公開)、『ファーストラヴ』(2021年2月公開)、『騙し絵の牙』(2021年公開)が控えており、中村の活躍から目が離せない。(編集部・梅山富美子)

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