トニー・レオンの現在 日本公開が激減した理由は?

2019年の第22回上海国際映画祭にて
2019年の第22回上海国際映画祭にて - Photo by Visual China Group via Getty Images/Visual China Group via Getty Images

 主演映画『モンスター・ハント 王の末裔』の日本公開が決まったトニー・レオン(58)。日本では『インファナル・アフェア』シリーズのスタッフと組んだスパイドラマ『サイレント・ウォー』(2014)以降は大作の公開がなく、昨年末にアクション映画『レイダース 欧州攻略』が特集上映で上映されたのみ。2014年からの6年間、彼はどうしていたのか? 歩みをたどってみた。

【写真】美しいトニー・レオン

 2016年、3年ぶりの出演作となった『擺渡人(See You Tomorrow)』が公開。ウォン・カーウァイが製作を務め、人気作家チャン・ジャージャーが自身の短編小説を自ら監督した本作で、トニーはお人よしなバー店主を演じ、『レッドクリフ』2部作(2008~2009)以来となる金城武との共演も話題を呼んだ。だが、ラブコメながら、谷垣健治が担当したアクション・シーンなど、そのブッ飛んだ展開が賛否両論を巻き起こし、現時点でも日本での公開が見送られている。

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 2018年には、引き続きアクション監督として参加した谷垣と組んだ、人気シリーズの2弾『モンスター・ハント 王の末裔』が公開。2弾から参加したトニーは借金まみれのペテン師をコミカルに演じ、本国では前作に続くヒットを記録した。一方、『東京攻略』(2000)、『ソウル攻略』(2004※劇場未公開)に続く、スパイアクション・シリーズ3弾『レイダース 欧州攻略』(2019年に特集上映「のむコレ」で上映)では、K-POPグループ「EXO」元メンバーのクリス・ウーと共演し、ミラノ・ロケを敢行した大作ながら、なかなか苦戦を強いられることとなった。

 その後に撮影に入ったクライム・サスペンス『風再起時(Theory of Ambitions)』では、1950~60年代の香港で実際に暗躍した警察幹部役に。アーロン・クォックとの約30年ぶりの共演も話題になったが、2018年前半にクランクアップするも公開が延期。汚職問題や黒社会の関係性も描いた物語だけに、「中国政府の検閲が通らないのでは?」とも噂されているが、中国では現在のところ「2021年公開予定」になっている。

 そんな『風再起時』を最後に、これまでマネジメント契約していたカーウァイ監督の映画会社ジェット・トーンとは満期を迎えて退社。その後は、妻で女優のカリーナ・ラウがマネジメントを代行すると同時に、長期の休業期間に入っていた。そんななか、待望の復帰作として発表されたのが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新たな局面となる『シャンチー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』。これまで、まったく興味がないと思われたハリウッド大作への出演もさることながら、ヴィランとなるテロ組織の首領マンダリンを演じることにも驚きだ。

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 しかし、撮影はなかなか始まらず、2019年には毎年スキー旅行するほど大好きな日本に、妻と共に長期滞在していた様子。5月には『楽園の瑕』(1994)などで共演のジャッキー・チュンと六本木の居酒屋で飲んでいたところを発見されている。年末にはカリスマ美容師・高木琢也のTwitterで山田孝之らを交えた集合写真が公開された。

 そして、2020年2月から撮影が始まった『シャンチー~』。マンダリンは特殊能力も持ったカンフーの達人という設定だけに、『グランド・マスター』で詠春拳を習得したトニーがどのようなカンフー・アクションを披露するのか? この後も、ニコラス・ツェーと初共演するクライム・サスペンスの撮影が待機している。(くれい響)

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