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「おちょやん」香里役で話題!マルチな才能を発揮する松本妃代に再注目

香里を演じる松本妃代
香里を演じる松本妃代 - (C) NHK

 連続テレビ小説「おちょやん」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)で石田香里役を務めている松本妃代(まつもと・きよ)。俳優業のみならずマルチな活躍を見せる松本に、あらためて注目してみたい。

舞台あいさつでピンク電話を手にとる松本妃代【写真】

 「おちょやん」は、明治の末に大阪の南河内の貧しい家に生まれた千代(杉咲花)が、さまざまな苦難を乗り越えながら女優を目指して奮闘する姿を追う物語。連続テレビ小説への出演は初となる松本が演じるのは、千代とともに芝居を続ける石田香里。鶴亀歌劇団出身の女優とあり、歌って踊れるのが自慢で、劇中でも事あるごとに美声を惜しみなく披露してきた。

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 鶴亀家庭劇に加わった当初は千代を密かにライバル視していた香里だが、今ではともに自分たちの喜劇を追い求めるよき仲間に。第17週では、千代たちが芝居小屋で出征する福助(井上拓哉)にジャズの曲を思い切り演奏させていた際には、高峰ルリ子(明日海りお)や松島寛治(前田旺志郎)とともに警察官の目を大きな声でごまかしてみせるなど、随所に深い絆を見せてきた。

 しかし、現在放送中の第20話では、新たに動き出した鶴亀新喜劇の旗揚げから1年、記念興行を前に千代たちの身に心配事が持ち上がった。鶴亀歌劇団の出身で、香里の後輩にあたる朝日奈灯子と、一平(成田凌)の関係が明らかに。家を出て「岡福」に泊まらせてもらう千代だが、灯子の家の前である事実を知って言葉を失う。一平は家を出て、ふさぎ込む千代に見舞いを届けに香里が現れるのだった……。

 香里を演じる松本は1995年生まれ、兵庫県出身の注目女優。自身もダンスと歌を得意としているほか、アーティストとして個展で絵画作品を発表するなど、マルチな才能を発揮している。女優としては、2014年に中条あやみ森川葵などが出演した『劇場版 零~ゼロ~』で映画デビューを果たし、これまで映画『あさひなぐ』『チワワちゃん』『ダンスウィズミー』『いなくなれ、群青』などに出演。最近ではドラマ「そのご縁、お届けします ~メルカリであったほんとの話~」などでも存在感を示している。また、プライベートでは、一般男性と結婚したことを昨年12月に自身のInstagramで報告。コメント欄には祝福の声が多数寄せられた。

 なお、「おちょやん」は全115回(23週)を予定しており、最終回は5月14日(15日は最終週の振り返り)の予定となっている。(編集部・大内啓輔)

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