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ネタバレ厳禁のマーベル・スタジオ、脚本の渡し方も超厳重!深夜にトレンチコートの男性を俳優宅に派遣していた

ネタバレ規制が凄まじかった『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ネタバレ規制が凄まじかった『アベンジャーズ/エンドゲーム』 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 ネタバレ厳禁で有名なマーベル・スタジオは、キャストに映画の脚本を渡す際も警戒を怠らないようだ。新作映画『エターナルズ』(11月5日全国公開)に出演しているローレン・リドロフが、「深夜にトレンチコートを着た男性が自宅にやって来た」とElleのインタビューで証言している。

【画像】宇宙最速のスピード!ローレン・リドロフ演じるマッカリ

 マーベル・スタジオといえば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇場公開時にネタバレ自粛を呼びかける長文の声明を発表するなど、徹底した秘密主義を貫いている。『マイティ・ソー バトルロイヤル』の冒頭映像をInstagramで誤配信したマーク・ラファロ(ハルク役)や、『インフィニティ・ウォー』の社外秘ポスターをリークしたトム・ホランド(スパイダーマン役)などネタバレ常連キャストにも徹底した対策を図り、大きなトラブルを回避してきた。

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 マーベルのネタバレ防止対策は、最新作『エターナルズ』でも変わらぬ様子。脚本の扱い方について問われたローレンは、「午後11時にトレントコートを着た男性が、最新版の脚本を持って自宅にやって来たんです。作り話じゃなく、本当なんです」とマーベルが脚本交換のために謎の男性を派遣していたことを告白している。「古いバージョンの脚本と交換をしなければならなくて、(交換が終わると)彼は闇の中に消え去っていきました。スパイの潜入捜査みたいでしたね」

 脚本交換は、他のキャストも例外ではなかったそう。ローレンと共演するサルマ・ハエックも、「脚本はずっと持たせてくれませんでした。メモを書き込んでも、新しいものと引き換えに古いものを回収されてしまうんです。衝撃でしたし、少しイラっとした時もありましたね」とマーベルの徹底ぶりに驚いた様子だった。

 二人が出演する『エターナルズ』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、地球の危機に立ち向かう種族エターナルズの姿を描く。ローレンは宇宙最速のスピードを誇るマッカリ、サルマは癒しの能力を持つエイジャックを演じている。(編集部・倉本拓弥)

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