「さよなら渋谷TOEI」最終日に『鉄道員』『バトル・ロワイアル』特別上映

　東映株式会社の直営劇場「渋谷TOEI」が、最終営業となる12月4日に「さよなら渋谷TOEI」と題して、『鉄道員（ぽっぽや）』（1999）と『バトル・ロワイアル』（2000）のラスト特別上映を行うことが決定した。入場料はワンコイン500円。

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　1953年11月18日に渋谷宮益坂下の地に「渋谷東映」「渋谷東映地下」として新築開業。改称や建て替えなどを経て、2004年に「渋谷TOEI1」「渋谷TOEI2」となり、長らく親しまれてきた同館が、69年の歴史に幕を下ろす。

　10月19日に閉館を発表して以来、関係者の想像以上に閉館を惜しむ声が届けられたことから、今回の上映が決定。 『鉄道員（ぽっぽや）』（11時30分～）は常日頃よりシニア層から上映リクエストが多い作品として、『バトル・ロワイアル』（18時～）は全国直営劇場のなかで渋谷TOEIが興行収入第1位を稼ぎ出した作品として、それぞれ上映作品に選ばれた。座席指定券はオンラインで12月2日0時、劇場窓口で11時発売。

　渋谷TOEI閉館後のフロア展開については近日発表予定。渋谷TOEIが入る渋谷東映プラザは、引続きテナントビルとしての営業を継続する。（編集部・入倉功一）